脚を失った赤ちゃんシカが見つけた新しい人生の意義
見捨てられた動物を発見したときに、その動物に一体何が起こったのかを推測するのに、とても苦労することがある。しかし、そこにある確かな事実は、その動物を助けなければならないことだ。この記事で紹介する生後数日しか経っていないと思われるオーストラリアのダマジカは、なぜか足が1本なかった。後にルーディと名付けられたこの小さなシカだが、見つけた人達はこの小鹿を助けるべく、急いで動物病院に運び込んだのだ。
どうすればいいのか
野生の見捨てられた動物に出くわすことほど、大変なことはない。この地球上で呼吸をして、一生懸命に生きているのだから、当然存在する権利はあるのだ。こうした動物を傷つけようとするなんて、とんでもないことだ。しかしながら、何らかの理由で動物が自分達の集団や家族から捨てられてしまった場合、これは我々人間の力の及ぶところではない。
こうして見捨てられた動物に出くわしたとき、何がどうなっているのか、その状況を判断するのは難しい。即座に判断できないために、すぐに救助するのが困難なこともある。
小鹿のルーディ
オーストラリアで、後にルーディと名付けられたダマジカは、生後わずか2日後に悲痛な状態で発見された。この無力な小鹿がわずか2日後に発見されたのは奇跡としか言いようがないほどだった。
ルーディを見つけた人達は、すぐに何かおかしなことに気づいた。足が1本ないのだ!正確には、事故で部分的に足を切断されていたのだ。そして、そうした状況にいれば誰もが同じことを思うだろうが、ルーディを見つけた人達もすぐにこの小鹿を助け出さなければならないと思った。そこに置き去るなんてこと、誰ができるだろうか。
どうか、生きのびてほしい
当然のことながら、誰もが悲惨な状況だと思った。1本手足を失っている動物を見たら、誰もが最悪の事態を想定し、それでもなお、最善を望まずにはいられないだろう。ルーディを見つけた人達は、何とかして助けてやらなければ、と思った。
ルーディは酷い痛みに苦しんでいるようだったため、どうにかして奇跡が起きることを祈りながら、急いで近くの動物病院に運び込んだ。もしかしたら、手遅れかもしれないと思いながら。
何が起こったのだろう?
こんな酷い状態にある動物を発見したとき、最初に頭に浮かぶのは「何が起こったんだろう?」という疑問だろう。生後わずか2日の小鹿ということから、もしかしたら先天性だったのかもしれない。もしくは、車に引かれてしまったのかもしれない。
考えられる可能性は幾多もあった。残念ながら、ルーディを見つけた人達に何が起こったのか正確には分からなかった。明らかなのは、この小鹿を助けなければならないということだけだった。
手術は成功
結局、ルーディにとってはないものねだりということか…。厳しい状況にあったものの、手術は成功した。酷い状態だった足の残りを切断することに成功したのだ。
それは、この小鹿が残りの人生を3本足で生きていかなければならないことを示していた。それでも命は助かったのだ。1本の足を失ってしまうことになろうが、小鹿の命が助かったことを喜んだ。
新しい家
ちょっと話を巻き戻し、ルーディの物語がどこから始まったのかを考えてみよう。ルーディは足を酷くケガした状態で、道路脇に倒れているところを発見された。つまり、この小鹿の家族はもはやいないのだ。
動物病院のスタッフは、この小鹿に新しい家を探してあげなければならないと考えていた。1本足がなく、親もいない小鹿を野生に戻すことなどできなかった。
新人
ルーディの身に起こったことを知っていれば、誰でもお世話をせざるを得なくなるだろう。ただ、小鹿のお世話の仕方を知っている人はそうそういない。しかし、ここで1人の女性がその役割を買って出た。
動物愛好家であるルーディの手術を手伝った獣医のひとりが、この小鹿のお世話係に名乗りを上げたのだ。獣医は一時措置に留まらない家をルーディに提供したいと考えていた。
辛い移行期
シカのような野生動物は、家や自然の生息地外で暮らすべきではない。自然の摂理に反しているためだ。しかし、ルーディのケースは異例である。はじめの移行期間はルーディにとって楽なことではなかった。
ルーディが幼かったため、獣医は出来るだけ快適な環境を作ろうと努めた。厳しい人生のスタートを経験したルーディのために、少なくともこれからの人生を改善させてあげたいと考えたのだ。
ゆっくりと着実に..
ちょっとした愛情とケアがあるだけで奇蹟は起こり得る。1つ足が欠けているルーディの人生は永遠に変わってしまった。しかし、獣医の忍耐はかなりの助けになったようだ。ルーディは自分に対して意欲を見せ始め、これのお陰で新しい生息地に馴染んでいくようになった。
動物にも性格のようなものを見受けられることがある。ルーディの場合、周りの人が気づいた特徴は負けん気が強いということ。しかも、かわいい…!
3つ足で生きる術を学ぶ
進化の過程上、シカは3つ足で生き延びるようには出来ていない。ただ、そこで諦めないのがルーディ。この状態で生まれたも同然のルーディは、3つ足で生活する方法を遅かれ早かれ学ばなくてはいけない。
自分の領土のごとく裏庭を闊歩し、定期的に食事を取るルーディ。他の動物ともすぐに仲良くなれる頑張り屋である。これには獣医も大喜びだ。
絆を形成
人間同様、すぐに打ち解けて絆を形成しやすい動物というのは存在する。ルーディのお気に入りは獣医の愛犬だ。
ルーディと犬は庭で何時間も一緒に過ごす。夏に向けて日焼けでもしようかというように、寝転がって日光浴をすることもある。ルーディを連れて帰ってきたことは正しい決断だったようだ…
穏やかで優しい
優しい人であれば、他人とうまくやっていくことが出来るだろう。人間も動物も、思いやりがある心優しい者を好む。獣医は、他の動物とうまくやれている理由はルーディの優しい振舞いのお陰であると考えている。
以前にも動物を救出したことがある獣医は、このような状況は時に動物にとって大きな挑戦であることを理解していた。しかし、ルーディは例外だ。こうなるべくしてなったかのように、この場所に馴染んでいたのだ。
正式に
ルーディの飼い主になるための次の段階は、正式な受け入れである。正式にルーディ迎え入れた獣医は、ルーディのインスタアカウントを作成。ルーディの冒険をシェアする目的だ。
獣医はルーディが新しい家でうまくやっている様子を公開。さらに、一歩先を進んでルーディと同じ年くらいの別のシカも受け入れた。
みんなに平穏を
人は優しい人の傍にいることを好む、と先ほどお話したことは覚えているだろうか。これは動物にも当てはまる。ストレスを解消するという目的で、最終週に犬を迎え入れ触れ合わせる学校もあるようだ。
ルーディは傍にいるだけで喜びをもたらしてくれる。そのため、飼い主である獣医はルーディを地元の介護施設に連れていくことにした。ここで暮らす人たちと時間を過ごし喜びをもたらしたルーディ。この写真の女性は、ルーディに会った喜びをにじませている。
大成功
さて、ルーディのインスタグラムのページはどうなっているだろうか?結果は大盛況!開設以来、元気をもらおうと何千人もの人がページをフォローしている。このカワイイシカに耐えられる人などいないだろう。
他の動物たちと触れ合う姿もいとおしい。3つ足のシカがこれだけの幸福を人々の人生にもたらすとは、一体誰が想像し得たであろうか?
ルーディの別の一面
生まれつきチャーミングな動物もいれば、さらにワンランク上のお茶目さを発揮する者もいる。この点に関してはルーディはピカ一だ。ハロウィーンコスチュームの写真をご覧いただければ、ルーディのユーモアのセンスがお分かりいただけるだろう。
恐ろしい生き物(シュモクザメ)になりきっていても、かわいさは抜群のルーディ。ルーディのことは好きにならない方が難しい。かわいさで注目を独り占めしていないかどうか、他の動物たちに対して同情すらわいてくる。
ありったけの愛を
ルーディはPDA(公共の場での愛情表現)も厭わない。むしろこういった瞬間はかわいさが倍増すると言ってもいい。愛情によってエネルギーを得て、感謝の気持ちを表現しようとしているかのようだ。
母親が他人の前で愛情表現を見せると人間なら恥ずかしがることもある。ルーディは真逆だ。この写真を見れば一目瞭然。好きにならない理由が見当たらないくらいである。
愛らしさ100%
ある意味、ルーディはあなたが出会ったことのある中でも最も愛らしい子供のように振る舞っているようだ。走り回ったり、かわいい顔をしたり、接するたびに笑顔になる。それが、鹿の姿をしたルーディなのだ。
そんなルーディが、仲良しの犬と一緒に撮った写真を見て欲しい。ルーディは私たちにウインクをしているように見える。写真を撮るときに、鹿がウインクをしたのをみたことがあるだろうか?
サンタの役に立ちたい?
ルーディは、サンタのトナカイさん?いや、そんなはずはない。クリスマスハットをかぶってポーズをとっているルーディだ。クリスマスの雰囲気を楽しんでいるようである。しかし、この写真は今まで撮った写真の中で一番恥ずかしがっていたかもしれない。
しかし、お気に入りのサンタクロースの帽子をかぶって、喜んでいるのも事実だ。まるで、おもちゃを積んだそりを飛ばすためのオーディションを受けているようだった。
特別な存在
ルーディは、これまでに救助した中で最も特別でユニークな動物の一頭だ。彼は苦難をものともせず、自分の人生を精一杯生きようとした。その姿は、他の鹿と同じで、ただ彼は足が4本ではなく3本あるだけだった。
彼は生き延びようとする強い意志を持ち、幸せな人生を送りたいと思っている。彼はあなたが想像する以上に勇敢で強いのだ。彼が他の鹿と一緒に走っている姿を見て、何か考えさせられることがあるのではないのだろうか。
タミー・キャントンは、ハリケーン・ハービーの後すでに大変な状態でした
2017年の8月に、ハリケーン・ハービーが、ルイジアナ、ベリーズ、ニカラグア、テキサス、そして多くの場所で猛威を振るい、多くの人々の命を奪いました。町の道路や田舎の牧草地なども洪水で奪われ、タミー・キャントンや彼女の夫のようの多くの人がとてもつらい状況にいました。
タミー・キャントンや彼女の夫のような人達は、この時何千人もいてどうやって生きていくか必死でした。でも、ふたりは、ハリケーンの後で少し違った状況にいたのです。
キャントン家は、自分の家をシェルターとして開放
キャントン夫妻は、二つの家族と8匹の犬たちに場所を提供していました。こうなると、もう動くスペースもありませんよね。テキサスのフラッシャーにあるこの家は、もう余分なスペースなど全くありませんでした。そんな時、タミーの夫が、突然、皆が驚くようなものを連れてきて、一層スペースが苦しくなる状況を作ったのです。
彼が連れてきたものは、一体何なんでしょうか、?ハリケーン下では、何でも起きるのです。腰を抜かさないように。
予想外にも大きくなるシェルター
こんな状況下で、一体何に驚くというのでしょう。家族が飼っていたウシが、ハリケーンのすぐ後に、予想外にも子ウシを出産したのです。"うちの旦那が、子ウシが、母親ウシから世話をされずに、水の中に立っているのを見つけたんです。
"私の夫は、彼女(子牛)が母親からの授乳を受けずに水の中に立っていることに気づきました"とタミーは説明します。通常、母牛は出産後に子牛を育てるので、子牛が母牛からの授乳を受けていないということは、すぐに赤信号を送ることになります。何か別のことが起こっているのではないか...。
弱った子ウシ
"水はとても冷たかったし、牧草地は、まだ水たまりだらけでした。"とタミーが付け加えました。雨の中で野良犬を見たことがありますか?この可哀そうな子ウシは、10倍酷い状況にいましたから。"その子ウシは、弱っていて、冷たい雨の中で震えていました"とタミーが言っていました。
二人にできることは何でしょうか?一つだけ確実に言えることは、ただつっ立ってこの子ウシをこの寒い雨の中ほっとおくなんてできるわけがありませんよね。
すぐに助けないと
この子ウシがひとりで生き残ることは不可能であり、それは誰が見たってそう思います。この天気で、この状況は、更に悪くなる一方で、この子ウシが、長く持たないことは明白でした。時間との戦いでした。タミーと彼女の夫は、この子ウシを助けるために、急いで行動に出ました。
すでに家は、人間と犬でいっぱいでしたが、この可哀そうな子ウシを助けるためには、仕方のないことでした。
もうすぐ助けられる
良いサマリア人のように、タミーと彼女の夫は、勇敢にも水浸しの牧草地の真ん中にいる子ウシの救出へ向かいました。どれだけ多くの人が、このように勇敢な行動に出ることができるのでしょうか?タミーが子ウシの所について、すぐに状況が良くないことがわかりました。
子ウシは、とても弱っていて、寒さから極度に震え、かろうじて立っている状況でした。"もう手遅れないんじゃないかと思いました"とタミーは後で述べています。
彼女の名前は、ハーヴィー
タミーと家族は、この子ウシをハーヴィ―と名付けました。この子ウシは、まだ幼いために、この天気の中で生きていくだけの強い免疫力もまだ持っていませんでした。しかも、母親ウシからの世話も無かったのです。
そのため、獣医は、タミーにハーヴィーの体力が戻って元気になるまで、うちの中で飼うように薦めました。ハーヴィーには、スペースも必要だったため、洗濯部屋をハーヴィーのために使うことにしました。
回復への道
ハーヴィーの救出から、数週間が過ぎ、この子ウシもどんどん回復していきました。この時、ハーヴィーは、犬のベッドで寝て、手でミルクを飲んでいました。日々が過ぎていき、ハーヴィーもどんどん強くなっていきました。
家族もハーヴィーが、もうすぐ牧草地へ戻って行くことを期待していました。ところが驚くことに、ハーヴィーは、回復している間に、予想もしていなかった友達ができたのです。
犬たちの愛情
イメージと違って、ピットブルは、とても愛嬌のある犬です。ある晩、犬のシーリーが、ハーヴィーをなめ始めたのです。すると、子ウシは、すぐにとても喜んで元気になりました。"うちにいる犬みんな、ハーヴィーのことが好きなようです"とタミーは言っています。
だれも予想もしていませんでしたが、これはみんなを驚かせるきっかけに過ぎなかったのです。一体、ハーヴィーと家族の間にどんなことが起きるというのでしょうか?
新しい友情関係
皆が気が付く前に、この美しい関係は花が咲くように、いきなり始まったのです。まるで、こどもの絵本から飛び出てきたような話です。でも、不平を言っているんじゃないんですよ。ハーヴィーは、過去の苦難から回復し、すぐに新しい環境に馴染んできています。
しかも、ハーヴィーは、まわりの新しい友達にとても慣れ始めています。まるで、自分も犬であるかのように、毎日毎晩、いっしょに遊んでいました。誰がこんなことを予期したでしょう。
種を超えた友情
これはとてもいい話で、お互い好き同士なのです。ディズニーの小説に出てきそうな展開ですよね。ピットブルが、子ウシと友達になるって、想像できますか?"シーリーは、ハーヴィーと一緒に遊んだり、毛の手入れをしたり、守ったりすることがとても好きなの。
二匹には何か特別な絆ができているわ"とタミーはフェイスブックにコメントしています。この二人の関係を表現する言葉として、"特別"しか見当たりません。タミーは、二匹を見るのがとても気に入っているのは、誰にでもわかります。
特別仕様
普通の家で、ウシを飼うというのはなかなか難しのでは?と誰でも思いますよね?この小さかったピットブルと仲の良かった子ウシは、なんと200キロにまで成長したのです。すぐにハーヴィーが住むには手狭になり、タミーはどうにかしなくてはいけませんでした。
ハーヴィーは、大きくなりすぎて、もはや洗濯部屋では収まりきらなくなりました。その結果、別の場所が必要になったのです。タミーと旦那さんは、一体ハーヴィーにどんなところを用意したのでしょうか?
問題点
動物が、家の中で長い間暮らすと、どうなるかわかりますよね?そうです。こういった贅沢に慣れた動物は、もう外には戻れません。これが、ハーヴィーにも言えることでした。暫くして、ハーヴィーは、牧草地にいる他の6匹の牛に目もくれなくなりました。
タミーと旦那さんが牛小屋に連れて行こうとすると、ドアの前で立ち止まり、家の中に戻ろうとするのでした。
ウシ用コンドへようこそ!
タミーと旦那さんは、世話をするものとして最善の努力をしました。ハーヴィーの機嫌を損なわないように場所を提供する方法を思いつきました。それは、"ウシ用コンド"を作ることでした。裏庭にあった小屋をハーヴィーの専用の場所にしたのです。
そこには、ハーヴィー専用の暖房機も取り揃え、そこは、牛小屋と家の中間的な場所として作られました。
新しい場所はお気に召さない
タミーがハーヴェイに自分の空間を提供してくれても、彼女にはそれだけでは不十分だった。たった1日目の夜、彼女はコンドミニアムを出て、外の母屋のドアの前で寝ることを選んだ。
なぜ、コンドの中にいようとしなかったのか。ハーヴェイは結局、自分の家には極力入らず、犬や家族のみんなと遊ぶことにした。その隠遁生活が彼女には合わなかったのだ...。
状況は変わっていく
時間が経つにつれて、他のウシ同様、ハーヴィーもどんどん大きくなっていきました。ハーヴィーの大きさは、まわりの他の者達にとって、危険にもなり始めていました。ハーヴィーは、今まで他の動物たちと一緒にいることができたのですが、今では、誰かが見ていないといけません。
もし、じゃれ合いが、ひどくなると、彼女の体重で犬たちが危険にさらされることもあったからです。だれも犬には傷ついてほしくないですからね。
ウシに戻す
これまでの話を見てもらうとわかるように、ハーヴィーは、自分をウシだとは思っていません。そこで、タミーは、一生懸命ハーヴィーを、元の牛に戻そうと努力しました。
タミーは、色々試してみました。特に、よくハーヴィーを牛小屋に連れて行ったのですが、これも結局うまくはいきませんでした。
転換期
"とにかく根気強く続けました"タミーはそう述べています。単に、ハーヴィーを外に出して終わりでないのです。もし、ハーヴィーが"ウシ"に戻りたいと思っているのなら、ゆっくりと時間をかける必要があります。これは、まるで家にいた犬を外に慣れさせるような、昔からの話に似ていますが、これは、人間でも犬でも、簡単なことではありません。
特に、動物が、その概念を理解するにはとても長い時間が必要なのです。でも、ハーヴィーにとって、外にいる他の牛たちを見ることで、少し変化が見られてきました。
ずる賢いウシ
多分、あなたもご存知でしょうが、ペットは、コツを知っているのです。勝手にドアを開けて入ったりするペットもいます。ハーヴィーは、自分で裏ドアから入ってくることができます。ハーヴィーは、ウシであることに疲れたりすると、家の中で寛ぎます。
でも、そこにもルールはちゃんとあるのです。"ハーヴィーは、家の中を勝手にウロウロすることは許されていません。ちょっと家に入って、犬たちに挨拶するだけOKなんです"とタミーは言っています。
幸せなハーヴィー
もちろん、ハーヴィーも犬と同じように毛が抜け落ちていました。ウシとしての人生に慣れようとしていますが、タミーもたまに、ハーヴィーを家に招き入れ、犬のおやつを与えたりしていました。
"ハーヴィーと一緒に時間を過ごすのは、とても心地よくて喜びを感じます。ハーヴィーは、自分の頭を下げて、私の膝に幸せそうに乗せてくるの"とタミーは説明しています。なんてすばらしい話なんでしょうね。