13歳の少年の言葉に、裁判所が涙の海に包まれた理由とは

サラとスチュアート・シャンク夫妻は、自分達の公判日に、里子である中学生の息子、デイショウンが、裁判官の言葉をさえぎるなどとは思ってもみなかったし、彼が家族への愛について話すことなど予想もしていなかった。むしろ、6歳になる弟のマイケルが、余計なことを口走るのではないかとハラハラしていたのだ。

シャンク夫妻の裁判所での出来事は、何百人もの傍聴者の涙を誘った。しかし、物語はこの裁判所で始まったわけではない。里親として3年間過ごした後に、夫妻は少年たちを正式に養子に迎えたいと考えたのだ。一体、そこでデイショウン少年が発した言葉とは?

誰もこの中学生が発言するとは思っていなかった

Sara Shank breaks down as Dayshawn explains how he loves his foster parents
YouTube/Speedy Facts
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2018年8月、シャンク夫妻は、少年らの今後の人生を決める公判に入った。夫妻は3年以上にわたり、ある兄弟の里親をしていたのだが、26歳の若い夫妻には、予想だにしないことが起こった。皆がイスに腰かけたまま、裁判官の出す判決を不安げに待っていた。

なぜなら、その公判中、13歳の少年は、彼がどれほど里親を愛しているのかを説明するために裁判官の言葉をさえぎったのだ。この少年の言葉は、その場にいた皆(特に母親)の涙を誘うものだった。

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何年も前から、里親になることを希望

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Sara Cozad with her husband, Stuart Shank
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サラ・コザッドにとって、里親になることは人生の夢だった。そして、サラと夫であるスチュアート・シャンクは、この夢を結婚後も持ち続けていた。グッドモーニングアメリカのインタビューで、コザッドは、「最初のデートで、里親になりたいという夢について、10分間も使って話した」と語った。

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「彼の反応には驚かされました」と答えるサラ。そして、「血のつながりのある子どもを持たなければならないと感じたことは一度もありませんでした。なので、私たちの住む地域に、家を必要としている子ども達がいるのであれば、私たちには家があるし、そうするべきだろうと思ったんです」と語る。

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夢を叶える

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Sara and Stuart Shank dancing
Facebook/Sara Cozad
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多くの人にとって、初めてのデートで里親になりたいとの夢について話すのは、少し奇妙に感じられるかもしれない。しかし、コザッドにとって里親になることは、相手に話さずにはいられないほど重要な、彼女の大きな野望だった。そして、シャンクは、コザッドの長年の夢に共感するのだ。なんてお似合いの2人なのだろう!

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2人はあっという間に恋に落ち、2014年に故郷であるワシントン州で入籍した。2人とも20代前半であるにもかかわらず、ハネムーンから戻った2週間後には、里親になるための計画を立て始めていたのだった。

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難しいが、不可能ではない

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Photo of Sara and Stuart Shank
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2人は里親になる意欲は十分にあるものの、自分達がまだ若すぎるのではないかと心配だった。アメリカの多くの州では、里親になるには21歳以上であることが条件だったが、コザッドは当時、まだ23歳だったのだ。法的には可能であっても、自分達がまだ若く、経験も浅いために、子ども達との関係がうまくいかないかもしれないことを懸念していた。

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シャンク夫妻と話したソーシャルワーカーは、乳幼児の受け入れから始めることを勧めた。「受け入れは順調で、私たちにとっても素晴らしい経験でした」とコザッドは自身のウェブサイトに書いている。

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最初の一歩

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Foster toddler staying with the Shank couple
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はじめに、シャンク夫妻は保護幼児についてのクラスをいくつも受講した。そして、夫妻は数日間、数週間、また数ヶ月にわたって、世話が必要な新生児の面倒を見るだけではなく、可能な限り、家族に会えるようにも支援した。

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「子どもを育て、助けを必要とする家族を支えるという大事な任務の一端を担えるんです」と、コザッドは、グッドモーニングアメリカの取材で述べている。夫妻は、幼児らが自分の家族のもとに帰れるようになるまで、面倒を見た。

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どうやって子どもらとの別れを乗り越えているのか

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Stuart Shank teachers his young foster son how to bowl
Instagram/@cozyd
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シャンク夫妻は、保護児童らが家族のもとに帰れるように支援しているものの、一方ではその経験が辛いことも認めている。Love What Matters(大事なのは愛)という夫妻のウェブサイトで、子どもらを手放すことがどれほど辛いかを語る人々に対し、「確かに、とても辛いこと」とコメントしている。「毎回、毎回、子どもらとお別れする日は泣いています」とも。

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そして、コザッドは、お世話した子どもらとその親全員と連絡を取り合っている、と追記している。「子どもらが家族のもとに帰ってしまったからといって、私たちの関係が終わるわけではないのですから」

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夫妻の子育て戦略

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Sara Cozad holds one of her foster children
Instagram/@cozyd
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何年も里親をする中で、コザッドとシャンクは、一度も子どもらの実の家族に対して嫌悪感を抱くことはなかった。「子どもらの親とは手を取り合って取り組みます。裁判所に行くときには、母親の隣に座り、手助けするのです。」とコザッドは言う。

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夫妻は毎回、子どもらが家族のもとに帰れるように働きかけてきた。しかし、この後夫妻にとっては、ありがたい、予想もしなかった事件が発生する。もし、結果的に子どもが家族のもとに帰れない場合は、どうなるのだろうか?

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すべてを変えた少年

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Three-year-old Michael climbing rocks
YouTube/Good Morning America
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ある時、コザッドとシャンクは、マイケルという名の3歳の男児の面倒を任された。期間は2日間だけ、ということだった。夫妻は、快くマイケルを引き受けた。この時、夫妻はまだ知らなかったのだが、このマイケルこそ、2人の心をとらえて離さない子だったのだ。

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週末が近づくと、ソーシャルワーカーは、マイケルの滞在を1週間に延長できないかと尋ねてきた。もちろん夫妻は了承したのだが、2人とも、時間がこんなに早く過ぎるとは思いもしなかった。

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「滞在」ではなくなる

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Sara Shank embraces six-year-old Michael
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「週末だけの予定が1週間になり、1週間だけの予定が数ヶ月になりました。そして数ヶ月が数年になったのです。」コザッドは夫妻のウェブサイトにこう記している。やがて、マイケルは「お客さん」ではなく、家族の一員となった。

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もちろん、コザッドもシャンクもこの3歳児が大好きだった。しかし、夫妻にとって、マイケルを家族の元に帰すことが最優先であることに変わりはなかった。そして、マイケルの家族が会いに来るたびに、その思いを新たにしていた。

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兄弟の再会

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Two brothers Michael and Dayshawn
Facebook/Sara Cozad
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シャンク夫妻がマイケルを引き取ってから数ヶ月後、兄弟の訪問を監督することになった。マイケルは10歳の兄、デイショウンとの面会を予定していた。

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「公園の向こうからお兄ちゃんの姿を見つけたマイケルは、すぐに全速力で駆け出して、お兄ちゃんの胸に飛び込みました」と、コザッドはLove What Mattersに書き込んでいる。「その瞬間、スチュアートと私は顔を見合わせ、どれだけデイショウンとマイケルが一緒に過ごすことが大事なのかを理解したのです。」

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しかし、兄弟は一緒にいられるのだろうか?

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Brothers Michael and Dayshawn eat together at In-N-Out
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コザッドとシャンクは、この少年らが親の元へ戻ることができないことを知る。もし、この兄弟を離れ離れにしたくないのであれば、デイショウンも引き取らなければならない。だが、シャンク夫妻は思春期を目前にした子どもを引き取ることに躊躇していた。もうすぐ思春期を迎える年頃の子どもと、どう接したらいいかについてのクラスを受講したこともなかったのだ。

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特にコザッドは、デイショウンの母親になるのには、若すぎるのではないかと懸念していた。当時、コザッドとデイショウンの年の差は、わずか13歳だったのだ。しかし、デイショウンと話してみると、こうした不安は払拭されたのだった。

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まるで家族になる運命だったかのよう

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「デイショウンが話し始めるや否や、私たちは彼のことが大好きになりました。」と、後にコザッドはこう語っている。夫妻はデイショウンについて、共感力の高い、社交的な子だという。マイケルはどちらかというと控えめだが、デイショウンは快活で、コザッドは彼を「ハム(ジェスチャーの大きな役者)」と呼んでいる。

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「デイショウンの母親になることは、すごく自然なことのように感じています。」コザッドは後にウェブサイトにこう記している。「デイショウンは、私が母親として若すぎるということに気づいてさえいなさそうだし(または、まったく気にしていないのかも)。彼にとっては、私はただのお母さんなのです。」

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家族のもとに帰すことについては?

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13-year-old Dayshawn with his younger brother, six-year-old Michael
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シャンク夫妻は、この2人の少年らを愛していたものの、予想外の展開をむかえ、今後の計画については、何度も話しあっていた。「養子縁組は第一の目的ではありませんでした。もちろん、それが可能であれば受け入れることも視野には入れていましたが。」とコザッドはウェブサイトに記している。「しかし、いつでも可能な限り、家族の元に帰す方がいいと思っています。」と付け加えた。

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残念ながら、マイケルとデイショウンには、家族の元に帰るという選択肢はなかった。つまり、シャンク夫妻が引き取らない限り、兄弟が離れ離れにならない保証はなかったのだ。だが、夫妻にはデイショウンほどの少年を引き取れる経験もなかった。どうしたらいいのだろうか?

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心の葛藤

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Sara and Stuart Shank with their two foster boys, Dayshawn and Michael
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コザッドとシャンクは、最終的に3年間、この兄弟の里親を務めた。その間ずっと、夫妻は「コロコロと変わる感情」とでもいうべき感情の揺れを抱えていた。2人はずっと、兄弟を親のもとに帰すためにもっと努力をすべきなのか、養子として迎え入れるべきなのかについて話し合いを続けたのだった。

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「親元に帰すという目標をサポートしようとし、その方向で心構えをするのですが、突如として、やっぱり養子に迎えよう、という気持ちに変わったりするのです。また半年後には、親元に帰すようにしようと思ったり。」後にコザッドはこう振り返る。

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長い道のりは無駄じゃなかった

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Sara Cozad with fostered kids, Dayshawn and Michael
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シャンク夫妻は、自分達の状況に対してどうすべきかを話し合う一方で、より良い育児法を身につけようと努力もしていた。育児指導コーチのクラスを受講したり、会議に参加して、他の里親と話をしたり。さらに、インターネットでたくさんの情報収集もした。

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そうやって学ぶ中で、夫妻は、トラウマを抱える子ども達を助ける育児法である「信頼に基づく関係介入法(TBRI)」を用いるようになった。コザッドは、この育児法について、こう説明する。「子どもらが起こす望ましくない行動を修正する前に、大人自身が、子ども達に愛情を持ってもらえる対象になるのです。」

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物事は良くなるばかり

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Dayshawn and Michael at the beach
YouTube/Good Morning America
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様々なクラスを受講することで、夫妻は思春期を迎える年代の子どもを引き取ることに、少しずつ自信が持てるようになった。そうこうしているうちにも、マイケルとデイショウンは、夫妻が里子として受け入れてきた中でも、最も長期間世話をしている子ども達になり、家族としての絆も深まっていくのだった。2人の少年の子育ても、段々と板についてきた。

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コザッドはやがて、「内なる葛藤を終わらせたいと考えるようになりました」と、当時を振り、こう記している。「これまでの過程で、私はもっとリラックスして、この子達との一瞬一瞬を楽しまなければ、という気持ちにもなりました。だって、どんな未来が待ち受けていても、私にはどうすることもできないんですから。」

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しかし夫妻は自分達で未来を変えた

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Sara Cozad makes a sign that says
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夫妻はコロコロと変わる感情を抱いてはいたものの、次第に、デイショウンとマイケルを養子にしようと決意する。正式な養子縁組に向け、法廷審問の準備に取りかかった。だが、この過程は予想以上に長く、何ヶ月も、何ヶ月もかかるのだった。

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一方、マイケルとデイショウンは、シャンク夫妻に養子として受け入れてもらえることに喜んでいた。夫妻は、彼らの面倒を見ている間にも、別の子どもらの受入れも続けていた。その時のデイショウンについて、「新しく家にやってくるすべての子ども達を温かく迎えるミッションを自分に課しているようです。」とコザッドは語っている。

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ついに・・・養子縁組許可審問

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Sara, Michael, and Dayshawn at their appointed adoption court hearing
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2018年8月13日、最終的な公判のため、シャンク夫妻と2人の兄弟は裁判所に向かった。親族と友人らも、養子縁組の許可を祝おうと駆け付けていた。この時点で、夫妻はこの兄弟を里子に迎えて3年が経過していた。マイケルは6歳、デイショウンは13歳になっていた。

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多くの人が養子縁組が許可されるものと思っていたが、シャンク夫妻は不安だった。許可が下りない可能性だって、ないわけではないのだから。

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公判中

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Sara and Stuart Shank sit in court with their foster kids, Michael and Dayshawn
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公判の様子はすべて録画されていた。感情に訴えかけられるような審問が続いたが、特に、ある場面は人々の涙を誘った。公判中に、裁判官が「関係者の全員が、この養子縁組を進めるべきだと考えていると思いますか?」と尋ねたのだ。

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裁判官の口調から、多くの出席者が、この質問は、回答を特に期待されているものではないと考えた。しかし、デイショウンは回答した。13歳の少年は、裁判官の言葉をさえぎり、どれほど両親を愛しているかについて語り始めた。

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これが彼のスピーチだ

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Dayshawn talks about his love for her parents in court
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「2人とも、僕らのことを愛してくれています。」デイショウンは、発言するときがきたのだと思い、続けた。「僕らも2人のことを愛しています。僕ら兄弟の人生の中でも一番の宝物なんです。2人が僕の人生に存在してくれていることが嬉しいし、息子でいられることが嬉しいです。」

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この時点で、コザッドは泣き出した。デイショウンはさらに、「2人は、僕に今まで起きたことの中でも最高の出来事だし、もし願いが叶うなら、僕は残りの人生をかけてこの2人を愛したいと思います。」

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養子縁組の成立

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Dayshawn and Michael shank hold a sign that says
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デイショウンの母親は、彼が行った予想外の宣言とも言える発言に、嬉し泣きをした。裁判官も明らかに感動しており、「もし何らかの疑問を抱いていたとしても、今のですべて払拭されました。」と答えた。裁判官はその場ですぐに養子縁組を成立させ、デイショウンの願いは叶ったのだった。

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シャンク家は、法廷を出て、友人や家族とこの結果を祝った。リムジンに乗り込み、大好きな人達とのドーナツパーティーに向かったのだ。カメラマンのクリスタ・ウェルチは、正式に養子縁組が決まった記念写真として、心温まる写真を記録に残している。

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養子縁組後の生活

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Michael Shank holds a sign that says,
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養子縁組の許可が下り、マイケルとデイショウンの姓は晴れてシャンクとなった。コザッドによると、「すべてが変わったのだけど、でも私たちの生活は何も変わりません。」彼らは、これまでにも家族として共に過ごしてきたのだ。ただ、今は戸籍上も家族となることができたのだ。

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「もし、5年前に、26歳になったら中学生を養子に迎えるだろうと言われたら、その人のことをどこかおかしいんじゃないかと思ったことだろうと思います。」と、コザッドはインタビューに答えている。「でも今は、これ以外の選択肢など、考えられません。」

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シャンク家はまだ里親をしているのだろうか?

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Photo of the Shank family after the adoption ruling in the court room
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シャンク家がデイショウンとマイケルを養子に迎えるまでに、2人は14名の子ども達の里親をしていた。家族はもっと多くの子ども達、特に10代で母親になってしまった女の子や、性的マイノリティの少年少女、性的人身売買の被害者を受け入れることに同意している。

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「こうした青少年達を受け入れる家庭が少ないことから、結果的にこの子達がソーシャルワーカーの事務所やシェルターに何週間も(あるいは何ヶ月も)いるのを見ると、心が痛みます。」と、コザッドは、自身のウェブサイトに記している。養子縁組後も、一家は温かい家庭を必要としている14歳の子を受け入れた。

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偉人でも何でもない

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Photography of the Shank family with Michael and Dayshawn dabbing
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「よく人から、『あなた達はよくできた人ね』と声をかけられるんです。」コザッドはグッドモーニングアメリカでこう語っている。「でも、そうじゃありません。ただそう見えているだけで、私たちはできる限りのことをしようとしているだけなんです。これまでに素晴らしい子ども達とその家族にも出会えたし、地域の子ども達のお世話ができることを心から光栄に思っています。」

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シャンク家は、里親になることは簡単なことではないが、一番やりがいのあることだと信じている。「子ども達は、自分達のことを愛してくれる家族がいることに感謝しなくていいんです。そうあるべきなのですから。」と、コザッドは断言している。

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新しいヒーロー犬の保護

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Facebook/Haus the Hero Dog
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2016年、フロリダ州タンパのドーニャ・デルーカは、ハウスという2歳のジャーマン・シェパードをある日、飼うことに決めました。 ドーニャが、ハイジレガシー・ドッグ・レスキュー(動物保護施設)から、彼を家に連れて帰ったとき、彼女の夫であるアダムは、彼女のことを、頭がおかしくなったのかと疑うように見てきました。

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「私たちは最近、13年間一緒にいた家族同然の飼い犬を失いました。」と、ドーニャはトゥディ誌に報告しました。 「彼[アダム]は私を見て、 『本気かよ?』と問いかけましたが、私は、この犬を救うチャンスを逃したくありませんでした。」

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「人間の一番の親友」という言葉では足りない

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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当時ドーニャは、自分がどれほどのインパクトを家族に与えたのか分かっていませんでした。 名前のハウス(Haus)は、ドイツ語で「家」と訳されます。そして、その名の通り、彼はすぐに、家族の新しい一員となりました。 ハウスは、夫婦と2人の子供(7歳のモリーと4歳のジョーイ)の両方と絆を深めていきました。

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「彼は、私たち全員とすぐ仲良くなりました。」とドーニャは言いました。 「彼は、いつも私たち家族の一部だった。」 彼女は、ハウスのことを「間抜けで、幸せなラッキードッグ」だと説明しました。彼は、近所の人たちにでさえ、可愛がられていたのです。

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ハウスは、友達の以上の存在

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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しかし、ハウスは単なる一家のペットではありませんでした。彼は、ジャーマン・シェパードの本能に従い、一家の番犬としての役割も担っていました。「特に夜は、子供達のことをよく見守っています。」とドーニャは話します。「彼は、子供達を追いかけて行って、世話もしてくれます。」2歳だったこの犬は、あっという間にデルーカ一家の子供達の遊び相手となりました。

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当時のドーニャとアダムは、このハウスの行動は、単なる可愛い彼の癖だと思っていました。まさか、この犬の本能が、後に子供達の命を救うことになるとは、思ってもみませんでした。

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目に見えない危険

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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ある日、モリーは外でおもちゃを集めて遊んおり、ハウスもその近くにいました。 彼女の祖母は、ドアの後ろから彼らを見ていました。 しかし、ハウスは突然、デルーカの祖母に疑問を持たせるような振る舞い始めました。

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「彼は、前後にジャンプし続けました。」とドーニャは、後にWFLA誌に語っています。 「そして彼は、それを3回もやったのよ。」 その行動を不審に思ったドーニャの母親は、最悪の事態に直面することになるのですが、それでもまだ彼女は、 初めて新しい家族の1人に対面したので、彼が積極的に注意を引こうと行動しているのではないかと思っていました。

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ハウスは、ただ気を引きたい訳ではなかった

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DeAgostini/Getty Images
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ドーニャによると、初めは誰にも何が起こっているのか、分からなかったようです。「最初は、モリーと祖母も、ハウスが何を見つめているのか知りませんでした。」と言いました。「しかし、突然そこには血が広がっていたのです。」

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デルーカの祖母は、すぐにドーニャに電話をしました。ドーニャは、電話の後ろで子供達が泣いているのが聞こえました。彼女は、そこでひどくショックなニュースを聞いたのです。そう、ハウスは、蛇に右前足を3回も噛まれていたのです。

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どうやって彼は、家族を救ったのか

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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実は、幼いモリーが裏庭を探検している間、彼女はヘビと遭遇していたのです。 ヘビは、コイル状になり、シューッという音をたて、モリーを襲おうとしていたようですが、そこにはハウスが立ちはだかっていました。 「彼は、即座にヘビとモリーの間に身を置いたのです。」とドーニャは言いました。

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ハウスは、ヘビがモリーや祖母に攻撃するのを防ぐため、彼自身の命を犠牲にしたのです。 しかし、ヘビは彼に3回襲われてしまいました。 そして、一回噛まれるごとに、ハウスはどんどん弱くなっていたのです。

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モリーの命を救った英雄

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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ドーニャが家に着く頃には、ハウスはかろうじて、しがみつくことができるような状態でした。 彼は、ほとんど歩くことができず、ぐったりしていました。 彼の頭は垂れ下がり、彼は、過度なほどによだれを垂らしていました。 ハウスは30kgほどの重さがあったにも関わらず、ヘビに噛まれてほぼ動けなくなっていました。 これがもし、7歳のモリーが刺されていたら・・想像したくありません。

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ドーニャは、時間があまりないことを分かっていました。 彼女は、ハウスをタンパの24時間獣医クリニックであるブルーパールに急いで連れて行きました。 その時、家族は自分の犬がどれほど苦しんでいたのか全く知りませんでした。

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ただの蛇ではなかった

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Arterra/Universal Images Group via Getty Images
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ハウスは、猛毒なヘビにかまれていました。 ブルーパールの獣医は、北米で最も危険なヘビの1種である"ヒガシダイヤガラガラヘビ”が、ハウスに噛みついたのだろうと推測しました。この咬傷は、人間にとってもかなり致命的なのです。

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「ガラガラヘビの咬傷は、細胞組織の血管を破壊する問題を引き起こすため、出血が止まらない可能性があります。」と獣医のダニエル・ポリオは言いました。 ハウスがヒガシダイヤガラガラヘビ噛まれていた場合、死亡率は30%です。 更に、ハウスは3回も噛まれていました。

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ハウスの人生は、どれほど危険にさらされたか

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Youtube/USA TODAY
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ハウスが獣医に到着したとき、彼の症状は更に悪化していました。 彼の体内に非常に多くの毒が回っていたので、獣医はすぐに9本の抗蛇毒素の注射を打ちました。 しかし、そんなの寮の薬では十分ではありませんでした。

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最終的に獣医は、ハウスを抗蛇毒素の点滴につなぎました。 ほとんどの犬は、ヘビに噛まれた場合に、2回までの薬も投与が許されます。 そんな危ない状況にも関わらず、デルーカ家族が犬小屋に入ると、彼はその度に尻尾を動かしました。

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ハウスは、奇跡的に一命を取り留めた

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Youtube/USA TODAY
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彼は生死をさまよったにも関わらず、ハウスはどうにか一命を取り止めました。 数日経って、ハウスの状態が安定したとき、獣医さえもその様子に驚きを隠せませんでした。 「彼の状態は、奇跡的だった」とドーニャは言います。 「そして、彼の忠誠心は、今後も続くでしょう。彼の性格は、そういうものらしい、これは本当に素晴らしい。」

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ハウスの赤血球数と腎機能は、まだ低く弱ってはいたもの、彼は後遺症になるようなダメージを受ずに済んだのです。 しかし、この出来事から、デルーカ家族には、いくつかのダメージが残ったのです。

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デルーカ家族は、治療を行うことができたのか?

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Youtube/USA TODAY
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他の飼い主と同様、デルーカ家族も、愛犬を救うための努力は惜しみませんでした。しかし、治療が長引くにつれて、治療費用は少しづつかさんでいきました。 そしてすぐに、その治療費は、数千ドルに達しました。この金額は、彼ら家族にはとても用意できませんでした。

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ドーニャとアダムは、娘を救てくれた愛犬の看病に、完璧に専念しました。 しかし、彼らは、ハウスの命を救うために、一体どこでお金を手に入れればいいでしょうか? 選択肢はほとんどなく、家族は頼るしかありませんでした。

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援助を求める

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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2016年5月11日、チェリッサ・バンダーグラフ(DeLucaとの関係は不明)は、ドーニャ・デルーカを代表としてGoFundMeという団体を設立しました。 彼女は「ハウスを助けて(猛毒蛇による攻撃)」というタイトルを付け、目標額に28,000ドル(300万円)を設定しました。

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「獣医の請求書は、すでに10,000ドル(105万円程)であり、まだ治療は終わっていません。」とチェリッサは説明しました。 「彼の生きる力は強く、彼の臓器はまだ機能しています。もし、私達が十分な抗毒剤を買う余裕があれば、彼は何の問題もなく回復することが出来ます!」

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ハウスの物語は、瞬く間に広がった

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Youtube/My Pets
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GoFundMeのウェブページで、チェリッサはハウスの物語のブログを始めまました。 「デルーカ家族は、ハウスがモリーを守ったと確信しています」と彼女は綴りました。そして、「なぜなら、彼は躊躇せず、ヘビとモリーの間に、自ら身を置きに行ったのだから。」この話に、 インターネットユーザーは、勇敢な犬についての話を色々なところでシェアし始めました。

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「間違いなく、この愛犬は、この家族によって助けられたというのは間違いない。そして、そのお返しに、彼はモリーを守るために、自分の命を危険にさらしたのです。」とチェリッサは続けました。 「この家族は、決して助けを求めませんでしたが、ハウスは家族の一員であり、彼らは必死にハウスを救いたいと思っています。」

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目標に到達〜そしてそれを上回る

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Facebook/Haus the Hero Dog
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ハウスのGoFundMeは、わずか5日間で51,329ドルの寄付を受け取りました。これは、家族の当初の目標のほぼ2倍です。 このページは、Facebookで7,500回以上シェアされ、複数のニュースでも取り上げられました。 ジャーマン・シェパードの物語は、世界中の愛犬家の心を温めました。

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ハウスの命を救うために1,800人以上の人が寄付をしてくれました。ハウスのした行動により、 圧倒的な支持を得たデルーカ家族は、これ以上多くの愛犬家が、寄付するのを防ぐために、寄付ページを閉鎖しなければなりませんでした。 彼らの予想をはるかに上回ったのです。

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デルーカ家族への影響

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GoFundMe/Help Save Haus (Rattlesnake Attack)
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予想どおり、デルーカファミリーは、その寄付金の多さに圧倒されました。 「みんなの寛大さが彼の生き方を支えている」とドーニャは語っています。

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ドーニャは、この経験は子供たちにとっても、とても良い経験になったと付け加えました。 「世界には善があり、もしあなたが苦労しているとき、人々は、あなたを助けてくれることを証明しています。」

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ハウスが家に帰ってきた!

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5月18日、衝撃の事件から約1週間後。ハウスの獣医は、世界に温かい最新情報を提供しました。 「ハウスが今にも家に帰れるようになるそうです。」とジェニファー・ホルム博士はグッドモーニング・アメリカに語った。 「今日の午後早くに、ハウスは、いくつかの最終検査を行っています。ただ祈るしかありません。彼が今日か明日には、家に帰れることを願っています。」

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この時を今かと、世界中の何千人もの人々が、ハウスの物語に投資を行っていました。 彼の回復は、彼を支えたすべての人を安心させました。

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ヒーローになった後のハウス

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Youtube/ABC Action News
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ハウスが家に戻った後、デルーカ家族は寄付したすべての人の為に、ハウスの状態を知らせるようにブログを更新しました。 彼らは、Facebookページ"Haus the Hero Dog”という記事を作成しました。 そしてハウスは、足の完全な感覚を取り戻すために、理学療法を利用しました。

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「現在、彼が走ろうとすると、つまずくことが多く見られます。」と、Facebookページには記録されていました。 しかしその後、彼は順調に回復し、ハウスは再びベッドに飛び乗ることができるようになり、「とてもやんちゃで」「非常に愛情深く」行動するようになりました。

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余った寄付金は、決して無駄にはなりませんでした

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Youtube/ABC Action News
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ハウスは、家族に会え、元気で幸せになったので、デルーカ一家の人々は、多く寄付された何千ドルの寄付金は、必要としませんでした。 彼らは残りを、ハイジのレガシーレスキューに送り、そこで他の動物保護に必要な資金に当ててくれるように頼みました。

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GoFundMeページでは、ハイジのレガシーレスキューにアクセス出来るようにURLをリンクさせ、「他の人も、自分だけのハウスを見つけることができるようにしました。」 彼らは、未来のペットの飼い主にも、保護施設から犬を保護することを支援したかったのです。

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デルーカ家族からのメッセージ

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Youtube/ABC News
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デルーカ家族は、この国際的にも有名になった物語を通して、ハウスのような成犬を保護する人々を奨励しました。 「子犬は人気がある為、人々は皆、子犬を保護したいと考えています。」ドーニャは述べました。 「しかし、成犬にも家が必要です。私達の物語が、ハウスのような成犬にも、ふさわしい自分の家が見つかるように、その為の人々を励ませることを願っています。」

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ハウスは、子犬のようにかわいく、家族を救うのに十分な忠実心がある、という良さがあります。 彼は4本足のヒーローなのです。

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ハウスの現在、そして成長した彼の家族とは

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Facebook/Haus the Hero Dog
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2017年5月、デルーカ一家は、Facebookページを通じて、ハウスの生活の様子を再び、世界に向けて発信しました。ハウスは、「最小限の怪我ですみ、幸せで健康だ」と報告しました。 彼はもはや恐る恐るなどではなく、普通に遊んでいます。

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そして、デルーカ一家はまた、残った寄付金から別のジャーマン・シェパードを保護し、家に迎え入れました。 彼女の名前は、エルケと名付けられ、そして、この犬は過去に問題を抱えていました。 しかし今、彼女とハウスはとても良い友達になりました。 保護された両方の犬は、彼らに値する幸せな生活を今も送っているのです。