親のいない赤ちゃんゾウが築く、心温まる特別な友情
人に限らず動物においても、ときにその命を救うのは、予想だにしない友情だったりする。南アフリカで親に捨てられた赤ちゃんゾウの場合も、奇跡を起こしたのは友達との絆だった。チーターと犬、ネコとウサギ、ライオンとクマなど、読者の皆さんはこれまでにもさまざまな動物間の絆について見聞きしてきたことだろう。だが、ゾウとこの動物との絆はどうだろう。これは、スーラ・スーラ動物保護区で実際に起こった物語だ。病気でうつ状態の赤ちゃんゾウの健康を取り戻すためには、面倒見のいい特別な友達が必要だった。
群れから見捨てられた赤ちゃんゾウ
南アフリカで(諸説あるものの)どうしてこの赤ちゃんゾウが群れから見捨てられたのか、誰にも分からなかった。がしかし、赤ちゃんゾウを見つけたのが救助チームでなかったら、このゾウは決して生きながらえることはできなかっただろう。栄養失調で病気の赤ちゃんゾウを見つけたチームは、この命を救うための戦いは厳しいものになると理解していた。
幸いにも、チーム態勢は万全だった。チームは赤ちゃんゾウの健康を取り戻し、群れに戻そうと計画していた。この時点で、赤ちゃんゾウにとっての最良の治療がこの計画を複雑にするなど、誰も考えていなかった。
群れで育つことの大切さ
群れから見捨てられた赤ちゃんゾウにとっての最善策は、可能であればできる限り早く、元の群れに戻してやることだ。保護区に住む救助チームは、この赤ちゃんゾウがどの群れに属す赤ちゃんゾウか知っており、家族のもとに戻すよう試みた。
だが、悲しいことに、群れは何度もこの赤ちゃんゾウを拒んだ。そのためチームはどうすべきかと困惑することとなる。結局、栄養失調で病気の赤ちゃんゾウをチームで世話し、回復したところでまた群れに戻すことに決めた。
救助チーム、赤ちゃんゾウにエリーと名づける
見捨てられた赤ちゃんゾウが南アフリカのズールーランドにあるスーラ・スーラ動物保護区で引き取られたとき、赤ちゃんゾウはわずか2歳だった。動物保護区のリハビリチームはこのゾウに「ウブントゥ」と「エリー」という2つの名前をつけた。エリーはすぐさまみんなの心をつかんだが、手遅れになる前に早く処置をしなければならないことに誰もが気づいていた。
エリーを引き取った動物保護区がまずしなければならなかったのは、全体的な健康評価だった。治療を始めるよりも先に、どこか悪いところがあるのかどうか調べなければならなかったのだ。
エリーの生存率はわずか1%
エリーの健康評価をしているうちに、医療チームはエリーが命にかかわる病気をいくつか抱えていることを知る。最も深刻だったのは、へそヘルニア感染症だった。この病気にかかった野生のゾウは、99%の確率で死亡している。医療チームを含め、誰もが厳しいプレッシャーに直面していたが、エリーを諦めるわけにはいかなかった。
エリーを治療するチームは、いつかエリーが再び群れで駆け回れるように治療計画を作成した。それでも、この時点でエリーのリハビリが困難を極めることは明らかだった。エリーはみんなに愛され、その行く末を案じられていた。
エリー、懸命な治療は24時間体制で
同保護区では、24時間体制で治療にあたるべく、エリー専門のチームを立ち上げ、何か起こってもすぐに対応できるようにした。エリーの命を救おうとみんなが一丸となり、注意深く経過を見守った。
だが、チームがエリーの治療を続けるうちに、その健康状態が思ったよりも悪いことが明らかとなる。保護した後でさえ、新たに問題が見つかったのだ。これはかなり深刻な事態で、チームは解決策を見つけ出そうと知恵を絞った。
エリー、ミルクを受けつけない
赤ちゃんにとって、ミルクほど大切なものはない。ミルクには栄養分や脂肪分がたっぷり含まれており、赤ちゃんが健やかに育つために必要な成分すべてが詰まっている。ところが、医療チームがエリーの治療を始めてまもなく、エリーの体がミルクを受けつけなくなってしまった。これは大きな問題だった。
まず、医療チームはエリーが施設内のミルクが嫌になったのではないかと考え、ジンバブエやケニヤなどさまざまな地域からミルクを取り寄せて与えてみた。しかし、エリーは医療チームがどんなミルクを取り寄せようとも、飲もうとしなかったのだ。
ココナッツオイル、窮地を救う
なんとかしなければ、という思いから、医療チームはココナッツオイルにタンパク質とミネラルを混ぜたものをエリーに与えてみることにした。奇跡的にも、この赤ちゃんゾウはそれを飲み始め、チームは安堵の胸をなで下ろした。エリーは日に日に健やかに育っていった。
エリーがココナッツオイルを飲み始め、少しずつ元気を取り戻していく様子に、チームは厳しいと思われた今後のリハビリに光明を見いだす思いだった。解決することなどできないと思われたミルク問題が解決したことで、今後起こりうるどのような問題にも立ち向かえる気がしていた。
ゾウもうつ状態になる
エリーの世話係によると、このゾウは「とりわけ弱く、とりわけ病気」だったという。エリーは健康を取り戻しつつあったが、幸せというものは存在しないようだった。何に対しても関心を示さず、無気力な様子だった。保護チームは何かがおかしいと感じており、これにも早く解決策を見つけなければならなかった。
エリーは死こそまぬがれたかもしれないが、ずっと独りぼっちで沈み込んでいた。エリーの心はすっかり閉ざされ、人間との交わりでは癒されないようだった。実際、エリーはうつ状態であっただけでなく、深刻な精神的トラウマに苦しんでいたのだ。
家族を失ったことから立ち直れない
エリーの人生の始まりは、特に厳しいものだった。動物界で育つのはたやすいことではない。病気のために群れから見捨てられたのだから、その影響は計り知れない。エリーの健康状態は快方に向かっていたものの、精神的な落ち込みが回復する様子はまるでなかった。
そこで、医療チームはエリーに新しい友達が必要だと考えた。動物界においても、特にゾウにおいては、仲間と過ごす時間が非常に重要であるにもかかわらず、この時点でエリーの周りには人間しかいなかったのだ。
多くの動物がいる中で、エリーが選ぶのは?
スーラ・スーラ動物保護区には、さまざまな動物が保護されていた。ヒョウやワニなど、エリーの友達にはなれそうにない動物もいたが、シマウマやバッファローなど、もしかすると赤ちゃんゾウを自分たちの子どもとして受け入れてくれるかもしれない動物もいた。
しかし、チームが保護区にいるさまざまな動物をエリーに引き合わせても、どの動物にもほとんど興味を示さなかった。チームは途方に暮れたが、望みを捨てたくはなかった。最後にエリーに引き合わせる動物は、ドゥーマと名付けられていた。
ドゥーマは良いヤツ
エリーは保護区にいる他の野生動物にほとんど関心を示さなかったが、チームは一縷の望みを抱いてドゥーマに引き合わせた。ドゥーマはオスのジャーマンシェパードの成犬で、かつては警察犬だった。敷地内に住み、どこへでも好きなところをうろついたり、他の動物と仲良く遊んだりする自由が許されていた。
かつては警察犬だったことから、ドゥーマは気性が荒く、一匹狼のようなイメージをもたれるかもしれないが、実際にはまったく反対だ。保護区にいる他の動物らに対しても優しい犬だと評判だった。
エリーとドゥーマ、相性抜群
エリーとドゥーマが仲良くなってから、エリーの態度が変わった。エリーはどこか嬉しそうで、遊ぶことに興味を示したのだった。リハビリチームは「我々は砂山でドゥーマとエリーを会わせたのですが、すぐにゾウは元気になりました。」と語っている。
数週間後には、エリーは元気で幸せそうになっていた。ドゥーマとの友情も日に日に深まり、常に一緒に行動するまでになった。保護区のリハビリチームは、エリーに最高の友達を見つけることに成功したのだ。
エリーは驚くほど回復したが、物語はここで終わらない
エリーがドゥーマと友達になり、エリーの回復への長かった道のりにもついに終わりが見えてきたようだった。2頭はとても仲が良く、エリーの倦怠感やうつ状態もなくなったようだった。病気についても、ほとんど心配なくなっていた。
日中、エリーとドゥーマは一緒に土の山で遊んだり、近くの木の下で昼寝をしたりしていた。保護区のスタッフの中には、ドゥーマが駆け寄ってくるのを見つけたエリーは笑っているかのように見えるとまで言う者もいた。ドゥーマがエリーにもたらしたのは、友情だけではなかった。
ドゥーマ、エリーの父親になる
ドゥーマはエリーの友達としての役割をまじめに果たしていたが、一緒に遊ぶようになってから数週間後には、友達としてだけでなく、父親としての役割も担い始めた。スーラ・スーラの従業員は、ドゥーマをエリーから引き離せなくなっていったと述べている。
常にエリーの周りにいるだけでなく、エリーの保護者であるかのように、遊び方など教えていた。エリーがどこに行こうとドゥーマは付き添った。ドゥーマは若いゾウに鼻をこすりつけるようにして、遊びを続けるように促したりすることもあった。エリーが完全に回復してから数ヶ月後、リハビリチームはエリーの将来のために、厳しい決断をしなければならなくなる。
2頭の動画、世界中で注目される
「保護したときの生存率はわずかでしたが、この小さなゾウはまだ生きています。」リハビリチームはエリーの驚異的な回復やドゥーマとの友情に目を細めていた。保護してから初めて、エリーは幸せそうに遊ぶようになったのだ。チームはこの2頭の友情を動画におさめ、オンラインで配信し始めた。
すぐにエリーとドゥーマはインターネット上で話題となった。リハビリチームは嬉しく思っていたが、新たな問題にも直面する。エリーの健康状態が回復した今、エリーを本来いるべき場所、群れに返さなければならなかった。
エリーを野生に戻す計画、再検討されることに
エリー保護計画は、当初、回復次第群れに戻すことを最終的な目標にしていた。しかし、エリーが育んだドゥーマとの友情や、その大きな影響を目撃した今、その計画はもう一度、再考の余地があるのではないかと思われた。エリーには保護区にいる群れに戻すという選択肢もあった。
いずれの場合にせよ、ドゥーマとの絆はこれまでのようにはいかない。エリーをずっとスーラ・スーラのリハビリセンターに置いておくこともできなかった。エリーが最初に保護され、連れてこられてきたときのように、エリーを今後どうするかについての決断も予想以上に難しかった。
ドゥーマのおかげで、チームは最良の選択肢を検討する時間をとれた
リハビリチームはどうすればいいのか分からなかったが、幸い、すぐに決断下す必要もなかった。ずっとエリーをセンターで預かるわけにはいかないが、エリーのために時間をかけて最良の選択肢を模索することができたのだ。ドゥーマとの深い絆も、それを可能にしていた。
スーラ・スーラ動物保護区にとって、すべてがうまくいきはじめたようだった。直面したすべての問題に取り組み、ドゥーマの助けを借りて、エリーの健康を取り戻すことに成功したのだ。
エリーの健康、突然の悪化
スーラ・スーラの世話係たちは、すでに最悪の事態は乗り越え、エリーの未来は明るいものになると信じていた。だが、最も恐れていたことが起こってしまう。数ヶ月もエリーを治療してきたチームにとって、エリーが再び病気になるとは予想もしていなかった。
2016年1月、エリーの健康状態は悪化の一途をたどり、医療チームは治療に集中しなければならなくなる。医療チームは、エリーがうつ状態だったときに精神的な治療をする態勢は整っていなかったかもしれないが、医療的なケア態勢は万全だった。
エリー、完治したはずの感染症に再びおそわれる
エリーが再び病気になったとき、スーラ・スーラの世話係の1人がツイッターに「ゾウの足を治すには、コロイドIV必要です。」と投稿している。スーラ・スーラでは医療品が不足しており、助けを求めてツイッターに投稿することしか、残された道はなかったのだ。
さて、何が起こったのだろうか。エリーが最初に保護されたとき、かかっていた病気の1つは敗血症だった。回復してから数ヶ月後に、再び感染症にかかってしまい、今度は体中をむしばんでいた。医療チームはこれまでにも屈することなく対応してきたが、これはいくらなんでも心が折れてしまう状況ではなかろうか。
エリー、息を引き取る
エリーが完全に回復したかのように見えてから5ヶ月後、再び感染症におそわれたエリーは、それからわずか5日後に短い一生に幕を下ろした。エリーにとってのハッピーエンドはすぐそこまできていたのに、目の前でそれを奪われてしまったかのようだった。あらゆる手段を尽くしてエリーを助けようとしたスーラ・スーラは悲しみに包まれた。
オンラインでエリーの死を公表すると、何百万人ものファンから心からの追悼の意が寄せられた。勇敢でタフなエリーは、悲しい結末を迎えたものの、紛れもなくファンの心の中で生き続けることだろう。
エリーの魂、群れと自由に歩き回る
リハビリチームは、エリーが死ぬ前に少しでも幸せだったことになぐさめを見いだし、「悲嘆と涙」を乗り越えていった。エリーが初めて動物保護区に連れてこられたときには、病気でうつ状態だったのだ。短い間とはいえ、元気を取り戻し、幸せそうな姿を見ることができたことは幸いだった。
同保護区はエリーを埋葬した後、「エリーはスーラの特別な場所に眠り、自由になりました。エリーの魂は群れと歩き回っていることでしょう。」と投稿した。確かにエリーの病気を治すことはできなかったが、それでも多くの支援を受けることができ、同保護区は今後待ち受ける大きな戦いにも希望をもって臨むことだろう。
ドゥーマとエリーの絆、決して忘れない
エリーにお別れを告げたのは、何百万人ものファンだけではなかった。エリーの親友でもあり、継父でもあったドゥーマも、エリーに別れを告げなければならなかった。ドゥーマがエリーの死をどのように受け止めたかは分からないが、彼もまた落ち込んでいた。
しかし、ドゥーマは落ち込んだまま、何もせずにいたわけではなかった。ドゥーマが保護区で世話をしていたのはエリーだけではなかったのだ。ドゥーマにとっては、エリーが最初で最後の仲間というわけではない。やがて、ドゥーマは保護区で新しい友達を見つけることとなる。
ドゥーマ、新たな友達
エリーの死を嘆き悲しんで落ち込んでいる間もなく、年老いたジャーマンシェパードには他にも世話すべき動物がおり、ドゥーマは次の仕事に向かった。
次にドゥーマが世話した動物はなんだろうか。次に見つけたのは、友達が必要な赤ちゃんサイだった。エリーで得た経験から、保護区のスタッフは、ドゥーマなら赤ちゃんサイとの間に必要な友情を育み、情緒的な回復を助けることができると確信していた。
ドゥーマを必要とする新たな患者
スーラ・スーラが深刻な精神的トラウマを抱えた赤ちゃんクロサイを引き取ったのは、まるでデジャヴュのようだった。この赤ちゃんクロサイは、密猟者らから辛うじて生きのびた唯一の生存者だった。エリーと同じように、この赤ちゃんクロサイも家族を失い、保護と友情を必要としていた。
保護区スタッフは、エリーのときのように、再び魔法がきくことを期待して、ドゥーマをナンディと名付けたこの赤ちゃんクロサイに引き合わせることにした。もちろんリスクもあったが、それはすべて計算済だった。
犬、サイと対面
クロサイは絶滅危惧種であり、ナンディの健康維持はスーラ・スーラにとって優先度の最も高い懸念事項だった。間違いなく、ドゥーマの出番だ。ドゥーマは赤ちゃんクロサイと仲良くなるために、ほんの少し特別な方法をとる必要があった。珍しい動物と仲良くなるプロとも言える賢いドゥーマは、何をすべきかよく分かっていた。
ドゥーマは、ナンディのためにぬいぐるみをくわえ、好奇心をもって元気よく近づいて行った。どうなることやらとスタッフが見守る中、かつてのエリーのように、心温まる魔法が起こったのだった。
遊び友達はずっと友達
ドゥーマはぬいぐるみをナンディにあげると、すぐに2頭は一緒に遊び始めた。ナンディはドゥーマの好きな遊びを覚え、すぐに仲良くなった。その後はじゃれ合いながら追いかけっこし、その後はご存じのとおり。
すぐにナンディは遊びのルールを覚えて、自分から遊びをしかけるようになった。ナンディとドゥーマは、いつも一緒に過ごすようになったが、保護区スタッフは他の問題がまもなく起こることに気づいていた。
ナンディが成長したらどうなるの?
ナンディがまだ赤ちゃんのときにドゥーマと引き合わせるのは簡単だった。しかしながら、保護区スタッフは、ナンディが成長し、大好きな犬の友達にとって深刻な脅威ともなりうることも熟知していた。2頭の動画がインターネットで一躍有名となった後に、世界中のファンからも同様の質問が寄せられたのだ。
スーラ・スーラは、起こりうることについて、特に心配していないと世界中のファンに答えた。ドゥーマはナンディと常に近くにいるため、このクロサイの気分を敏感に察し、それに応じて反応していた。ナンディと共に遊ぶドゥーマにはニックネームまで付けられた。
ドゥーマは「サイの訓練士」
ドゥーマがナンディに適切に対応できるのは、ドゥーマがかつてクロサイと触れ合った経験があるからだろう。保護区によると、ナンディはドゥーマが対応した初めてのクロサイではないようだ。スーラ・スーラは「ドゥーマはサイと共に育っているし、もっと大きなクロサイと触れ合ったことがあるのです。ドゥーマはクロサイの行動をよく読み取っていますし、いつ邪魔にならないように距離を置いた方がいいのか、よく分かっているようです。」と語る。
ドゥーマには他の動物とどのように付き合ったらよいのかを理解する才能があるようだった。動物の種類や大きさに関係なく、このジャーマンシェパードは誰とでも友達になれる天才だった。ドゥーマが他の動物につないでいく、心温まる物語を我々は忘れない。
ココとココの子どもたち
ゴリラのココは、手話でコミュニケーションをとれることで有名だ。この心優しいゴリラはずっと仲間を欲しがっていた。そしてココに仔猫を引き合わせたとき、内なる母性が溢れ出したようだ。ココはカリフォルニア州ウッドサイドヒルで飼育されており、自分の子どもを育てることはできなかったが、仔猫を子どものように可愛がっている。それはココが44歳を迎えたときだったが、仔猫の兄弟と出会った。
慎重に仔猫と触れ合った後、1匹を胸に抱きかかえ、もう1匹を頭の上にのせてやった。ココは手話を使って、この2匹の仔猫たちが今は自分の子どもだと伝えている。
水遊び仲間
次はバブルズとベラをご紹介しよう。バブルズはアフリカゾウでベラは黒のラブラドルレトリバーだ。2頭はサウスカロライナ州にあるマートルビーチ・サファリで暮らしている。この2頭の組み合わせはありがちなペアではまったくないが、共に水が好きだという共通点が2人を結び付けたようで、引き合わせたときからずっと親友だ。バブルズが長い鼻を使ってボールを投げ、ベラはバブルズの頭や背中から水の中に飛び込んでボールを拾う、という遊びをよくしている。
バブルズはアフリカで親を密猟者に殺され、保護されたゾウで、ベラはバブルズのためのプールを建てた業者が置いていった犬だ。今や、2人はどこにいくにも一緒の大親友だ。
首が長い友達
キリンのビーとダチョウのウィルマはフロリダ州タンパにあるブッシュ・ガーデンで暮らしている。敷地は65エーカーとかなり広く、もし互いに顔を合わせたくなければ、そうすることなく一生を終えられるほどだ。しかしながら、このペアはいつも一緒に、水のそばで遊んでいる。
もしかしたら2人は首が長いという共通点を持ち、何かつながりを感じているのかもしれない。それが何であれ、このユニークなペアも一見の価値がある。
きつねと猟犬
犬のティンニと野生のキツネのスニッファーは、ディズニーアニメ「きつねと猟犬」のリアル版だ。ノルウェーの森で出会った2匹は、たちまち意気投合、仲良しになった。ティンニは写真家トルガイル・ベルゲの飼い犬だが、ある日散歩をしているときにスニッファーに出くわしたのだ。
すぐに友達になった2匹は、ほとんどの時間を共に遊んで過ごしているという。写真家のベルゲはこの2匹の様子を撮影して記録しているが、後にこの経験からベルゲはノルウェーのキツネ毛皮産業の反対運動をするようになり、動物の友情にフォーカスした写真集を出版したいと考えるようになる。
面白いペア
犬のトルクとフクロウのシュレックは珍しい組み合わせだが、友情を築いたようだ。フクロウは特に他の動物と群れないと考えられているが、シュレックはトルクに何か感じるものがあったのかもしれない。トルクの飼い主は、トルクが6ヶ月の時にシュレックを引き取った。
シュレックは、ストレスの多い環境で母親に食べられてしまう恐れがあったため、ハンドラーと呼ばれる調教師らによって、その母親から引き離された。幸いにもシュレックはトルクに懐き、以来2人はずっと仲良しだ。
ラッキーなヒヨコ
アヒルのデニスは、まだヒヨコだったとき、キツネに母親を殺された。その後、ラブラドールのフレッドと飼い主のジェレミーが散歩中にデニスを発見し、家に連れ帰った。デニスとフレッドはたちまち仲良しになり、それ以降、いつも一緒にいる。
この組み合わせもありがちというわけではないが、何か引きつけ合うものがあるのだろうか、デニスはフレッドを巨大なジャングルジムのようにして遊ぶのが好きだ。一方で、フレッドも他の動物と友達になるのは初めてではないらしい。かつては保護された赤ちゃんシカとも友達だったという。なんて良い子!
マーブルの似ていない子どもたち
鶏のマーブルは足をケガしたときに、食べられてしまう代わりに、運良く飼い主がペットとして家に連れて帰った。しかしながら、新しく住みかとなる家でマーブルを待ち受けていたのは、小さな仔犬たちだった。
奇妙なことに、1歳のめんどりは仔犬らの母親がいないときには仔犬を自分の胸に引き寄せて眠るのだった。マーブルはこうして寝るのが好きな様子で、仔犬も喜んでいるようだった。マーブルにとっても仔犬たちにとっても、両方にとって良い結果となった。
里親のアーニャ
ハリケーンによって住みかが冠水し、やむなく2頭のホワイトタイガーの子どもは母親と離れて過ごすこととなった。幸いにも、2頭のトラの子はアメリカ動物保護区管理人に引き取られ、アーニャという名のチンパンジーと出会う。アーニャはトラの子らと遊んだり、喜んで世話をしたりしていた。
アーニャは慎重に、かつ優しく、まるで育ての親かのようにトラの子を扱った。このトラの子たちだけでなく、これまでにもアーニャは親を失った動物の子どもらの面倒をよくみており、子どもの世話に関しては素人ではなかった。アーニャ、ありがとう!
小動物、一緒に逃げる
この写真は、2006年インド北部の都市ラクナウで撮影された。インドの夏といえば、モンスーンと大雨で道路が冠水することもあり、地上に住む小動物などにとっては困りものだ。この小さいネズミは、冠水した水から辛うじて背中や頭を出しているカエルに背負われている。
この写真の撮影後にこの2匹がどうなったかは分からないが、おそらく仲良しになったのではなかろうか。このカエルはかわいらしいネズミが背中に避難してきたことをまったく気にしていないようだ。
大型ネコ科動物と小型犬
5年前、ダックスフントのミロは、代謝性骨疾患を患い、自由がきかないライオンの子ボーンディガーの面倒を見ることになった。以降、小さなころから2匹はひっつきもっつきで、ボーンディガーが立派な雄ライオンへと成長した後も仲良しでいる。
あれから5年、今や220キログラムを超えるライオンと5キログラムにも満たない犬は未だ仲良しのままだ。共にくつろぎ、仲良くしている様子が目撃されている。ときには、ミロの犬友達のブレットやエンジェルも加わって遊んだりしているようだ。
ジュニパー、ムースに一目ぼれ
保護されたキツネのジュニパーは、ジュニパーを保護したジェシカと、ジェシカの飼い犬であるオーストラリア・シェパード・ミックスのムースと友情を育んでいった。ジェシカがジュニパーを自宅に迎えてから、ジュニパーとムースは一時も離れることがないほどの親友になった。共にご飯を食べ、共に寝て、共に遊び、互いに毛づくろいしあった。
ジェシカは、ジュニパーがムースの頭をソファ代わりにして座っていることもあると言う。しかしながら、ムースは特に嫌がる様子もなく、ジュニパーがくつろげるようにじっと座ったままでいるようだ。ジェシカは2匹の様子を、小さな女の子のジュニパーがムースに一目ぼれをしたようだと表現している。
謎の多い友情
この真っ白なネコと小さなかわいらしいキツネは、トルコのヴァン湖にて、漁師らに目撃されている。この2匹がどのようにして仲良くなったのか正確には分からないが、2匹は仲良く遊び、楽しく暮らしているようだ。
おそらく、キツネはこの近くに暮らし、ネコは時折、湖のほとりに友達に会いに家を逃げ出しているようだ。これは間違いなく珍しい組み合わせだが、とても素敵な関係を築いている。
ジョージョーと仲間たち
カピバラは信じられないほど穏やかで、他の動物とも仲良くできるとして知られているが、ジョージョーもそのようだ。カピバラのジョージョーはソーシャルメディアで最も知られていると言っても過言ではないだろう。ジョージョーのさまざまな友達を紹介するためだけのウェブサイトさえ存在する。
ジョージョーはたいていの場合他の動物と遊んでいる。仔犬とじゃれ合っていたり、アヒルの子と泳いだり、アリゾナの家でヒヨコたちと駆けまわったり。ジョージョーは本当に優しいカピバラで、色々な動物と友達になるのが大好きなようだ。
マンニとキャンディ
マンニは野生のうりぼうで、ドイツ南西部の畑でお腹を空かせているところを見つかった。幸いにも、このうりぼうを見つけたダルハウス家族は家に連れかえった。ダルハウス家でマンニを待ち受けていたのは、ジャックラッセルテリアのキャンディだった。
まるで前から友達だったかのように、意気投合し、いたずらも一緒にやる仲にまでなった。マンニは回復し、そのままダルハウス家に引き取られるか、野生動物公園へと移送されることとなっている。このまま2匹が共にいられるように願っていよう。
バンビとタンパー?
この珍しいペアの写真は、動物写真家であるタニア・アスカニが撮影したものだ。一連の写真から、2匹はたまたま近くに居合わせたのではなく、実際には仲良しで連れ添っている様子が分かる。
2匹は木の下で遊んだり、明らかに愛情を示す行動をしたりして共に暮らしているようだ。ディズニー映画は空想の世界だと思っているかもしれないが、自然の中にもこんなにかわいらしい友情が存在する。
犬、オランウータンの親友
オランウータンのスーリヤと、ブルーティック・クーンハウンドのロスコーは、アメリカの希少種・絶滅危惧種保護区で共に暮らしている。犬は希少種でもなければ絶滅危惧種でもないが、ロスコーは、スーリヤとハンドラーの後を追って家に来てからずっと一緒だ。
スーリヤが保護区に移送されるときにもロスコーはついてきた。以来、2頭はずっと仲良しで、共にくつろぎ、本を読み、泳ぎ、こうして写真におさまって投稿されている。
群れる動物ら、友達に
最近アリゾナの野生動物保護区の飼育員らに保護された、ライオンのアンソニーとコヨーテのライリーは、共に生後1ヶ月のときに出会い、すぐに友達になった。2匹の絆は誰の目にも明らかで、PBSネイチャーの「奇妙な動物ペア」と呼ばれる回で取り上げられたほどだ。この特集では、共に遊んでいる様子や互いを毛づくろいしたり、どちらか一方が寝ているときに他方が見張りをしたりする様子までおさめていた。
ライリーは、アンソニーが手術のために一旦保護区を離れる時でさえ、深刻な分離不安を見せたため、アンソニーについていくことが許された。
カメと牛
牛のサイモンは後足の一部を失ったため、2016年2月、タイのWFFT野生動物保護区に連れてこられた。サイモンが保護区に慣れてから他2頭の牛と同じ場所に移すという計画のもと、一時的に野原に移された。しかし、サイモンには別の計画があった。
サイモンは珍しく、カメのレオナルドと友情を築いたのだ。レオナルドは2013年に閉園したバンコク動物園から引き取られたゾウガメだった。サイモンはレオナルドに寄り添い、頭を甲羅の上に乗せ、どこにいくにも一緒だ。現在では、サイモンとレオナルドは同じ敷地内で仲良く暮らしている。
まったくの正反対
ジェイミーが南アフリカのサイの孤児院に連れてこられたのは、2017年3月のことだったが、他のサイと共に暮らすには、まだ若く小さすぎた。数ヶ月後、ジェイミーは母親に捨てられ保護区に連れてこられた仔羊のジョイと友達になる。ジョイはわずか生後数日しか経っていなかったものの、2匹はすっかり仲良しになった。
今では2匹は共に日課の散歩にでかけ、同じエサ入れから食べている。この5月に、孤児院はもう1匹仔羊を引き取り、ペニーと名付け、ジェイミーとジョイに引き合わせている。
敵と和平を結ぶ
ブラジルの生物学者アンドレ・コストは、まだ赤ちゃんのフクロウを見つけた。このフクロウをフォルビと名付けたものの、飼いネコのクレオとうまくやっていけないのではないかと心配していた。しかし、フォルビを家に連れて帰ったとき、クレオは喜んでフクロウを迎え、2匹は仲の良い友達になった。
一般的にネコと鳥は互いを毛嫌いしていることを考えても、この2匹の友情は興味深い。今では、この2匹はほとんどの時間を一緒に過ごし、お互いのそばにいるのが大好きであるようだ。
同じ囲いに入れられただけのルームメイトから親友へ
生後6ヶ月で親と離れ離れになったゾウのテンバは、シャマリ・リハビリ・センターに引き取られ、アルバートという名の羊と同じ囲いの中に入れられた。テンバは最初、戸惑っていたかのように見えたが、出会ってすぐに、水たまりの周りで羊を追いかけて遊んだ。
そして、翌朝、テンバはアルバートのそばを離れたがらなかった。以降、テンバは長い鼻をアルバートの背中に乗せたまま、囲いの中を歩いているところを目撃されている。2頭はどこにいくにも一緒だ。
ムビの仲間
ムビは、イギリスはカンタベリーのケントで生まれたドリル(サル)だ。この種のサルは絶滅の危機に瀕している。ムビはわずか生後2週間のときに母親に育児放棄されたため、飼育員のサイモン・ジェフリーはムビを引き取ることを決意する。
日中はムビは囲いに入れられ他のサルと過ごしているが、夜になるとジェフリーはムビを家に連れて帰っている。ジェフリーの家にはイアンとデイジーという2匹のジャックラッセルテリアがいるが、すぐにムビと仲良しになった。3匹はソファの周りでじゃれ合い、よく家を散らかしている。
野良猫の保護者で親友
1999年、マサチューセッツ州のウォールとアン・コリトの庭に野良猫が現れた。2人はこの仔猫にキャシーと名付け、餌をやり始めたが、このおとなしい仔猫を助けていたのは、この夫婦だけではなかったようだ。1羽のカラスがこの仔猫の様子を見守っていたのだが、今や、仔猫にご飯として虫を運び、他の動物から守っている。2人がキャシーを家の中に連れて入ったときでさえ、カラス(2人はモーゼと呼んでいる)は毎日ドアをノックし、一緒に過ごすのだった。
コリト夫妻の話を誰も信じないので、証拠に2匹の様子を撮影している。この関係は5年間続いたものの、ある日ぱったりとモーゼが姿を現さなくなった。おそらく、年をとって死んでしまったのかもしれないが、コリト夫妻とキャシーは心から悲しんでいる。
悲しいが、詩のように美しい物語
テネシー州にあるゾウの保護区で8年間もの間、ゾウのタラは親友の雑種犬ベラとぶらぶらと散歩を楽しんでいた。2匹は仲良しで、ベラはタラが大きな足でお腹を触るのさえ許していた。ある日ベラが脊髄手術を受けたときには、タラはバルコニーで心配そうに手術が終わるのを待っていたほどだ。
2011年、ベラは死んでいるのが見つかる。おそらくコヨーテに攻撃されたのだろうと思われるが、体の傷以外に証拠はなかった。その後、タラの長い鼻に血がついているのが見つかる。タラはベラを抱え上げ、安全な場所に移したと見られる。
トムとジェリーも仲良くできるかも
これはダンボのような耳のネズミ、バットマンと、テネシー州の動物保護施設に暮らすネコ、パンプキンの写真だ。この保護施設に住むパンプキンは、施設にいるどんな種類の動物にも優しいと評判のネコだ。他の動物管理局員がバットマンを連れてくると、パンプキンにぴったりの友達になるだろうと考えた。
管理員らがバットマンのケージを清掃しているとき、パンプキンが飛び込んできた。一般的にネコとネズミは仲良くなるわけがないと信じられているが、パンプキンとバットマンはその説を覆している。
奇妙な光景かも
鳥骨鶏のペニーと2本足のチワワのルーは、ジョージア州のダルース動物病院の受付係アリシア・ウィリアムズに引き取られた後に仲良くなった。ルーは身体に障害があり、溝に捨てられているところをウィリアムズに引き取られた。一方ペニーは生後わずか数週間で動物実験施設に入れられるところをウィリアムズに救われた。
ルーには生まれたときから2本の前足がないが、車イスの助けを借りて、元気いっぱいに遊んでいる。2匹は何をするにも一緒で、ときにペニーはルーの背中に乗ることもある。
母性本能の芽生え
霊長類は遺伝的に最もヒトに近いと言われている。もしかすると、このチンパンジーが仔犬に魅了されるのは、だからかもしれない(仔犬が好きじゃない人なんている?)。アナはイギリスのダベントリーにある野生動物公園で暮らしている。この野生動物公園には、野生動物だけでなく人に飼われている動物もいるため、アナはここで生まれてくる仔犬らと触れ合う機会がある。
アナは仔犬が大好きなようで、仔犬が生まれたときには世話係になりたがるようだ。母性が芽生えたのか、まるで自分の子どもたちのように接し、知らない人が近づくと、仔犬らを守ろうとするということだ。
ラッキーという名前のクマの話
写真の右側にいる茶色いコグマはラッキーと名付けられた。あるスロベニア人家族の裏庭で目撃され、その家族に引き取られることとなった。そして喜ばしいことに、ラッキーはその家族の一員でもあるロットワイラー犬が大好きになったようだ。ラッキーは野生のクマなので育てることには危険が伴うため、保護施設に送った方がいいと家族に忠告する人もいたが、家族がどうするかを決める前にラッキーはいなくなった。
当局は本件について、ラッキーは誘拐されたのではないかと考えているが、もし見つかれば、ラッキーはルーマニアにある親のいないクマ保護施設に送られ、リハビリを経て野生に戻されるという。
ネコ、自分の子どもにしてやれなかったこと
犬とネコは人に飼われて共存することもできるが、一般的には相性が悪いと信じられている。犬は元気いっぱいで飼い主に忠実である一方、ネコは大人しくマイペースだ。とはいえ、この写真のように、必ずしも仲が悪いわけでもなさそうだ。この2匹の物語は、家族の喪失から始まる。
このネコには仔猫がいたが死んでしまった。一方で、この仔犬の母親は車にひかれて死んでしまった。そこでネコが母親の役割をし、母親のいない仔犬の世話を始めたのだ。この写真のように、ネコが仔犬におっぱいをあげて世話をしているが、そうでなければ、この仔犬は誰かが拾ってやらない限り、生きのびることはできなかっただろう。
ジュディとその「赤ちゃん」
この犬の名前はジュディで、イギリスのスタッフォードシャー州タムワース近郊の動物園で暮らしている。ジュディの頭にしがみついている赤ちゃんは、アフリカに生息する小型原猿類のガラゴだ。このサルは生まれてから四六時中ずっと温かい体にしがみついて育つ習性があるにもかかわらず、悲しいことに、母親は育児放棄をしてしまっていた。
動物園飼育員は、ジュディを訓練して赤ちゃんザルの世話をさせることにした。今ではジュディはこの赤ちゃんザルの代理母として、1日中ずっと温もりを与えている。
たとえ友達は1人でも、歓迎されていると感じられる
チワワのローラとナイジェリアン・ドワーフ・ゴートのプリンセス・レイアは見るからに仲良しだ。メイン州カンバーランドにある酪農場で共に暮らし、かけっこしたり、干し草の上を飛び跳ねている。ナショナルジオグラフィックによると、ローラが初めて農場に連れてこられたとき、体長はわずか10センチメートルほどしかなく、ひどく怖がっていたそうだ。
友達作りも難しそうなローラを見かねて、プリンセス・レイアはこの小さなローラを迎え入れ、お世話をすることに決めたようだ。ちょっとした友情さえあれば、見知らぬ場所でも歓迎されていると感じることができる。
マヌカとヘクター
この写真は、マイクロピッグのマヌカと家ネコのヘクターだ。まるで兄弟かのように、マヌカがヘクターにちょっかいをかけイライラさせている様子だが、それでも2匹の間には愛情が感じられる。実は、2匹が住む家には、もう5匹のマイクロピッグと1匹の犬がいる。イギリスのケンブリッジシャー州のクライストチャーチにあるジェーン・クロフトの家で、これらの動物すべてが共に食べ、寝て、遊んでいる。
クロフトはデイリーメールに対し、「ずっと一緒に遊んでいます。時には大変だなと思うときもあるのですが、食事時になると、それはもうきちんと言うことをききます。まるで軍隊かのように。」と語っている。