数年間放置されていた家から見つかった、まさかのお宝。その値段は?
祖父母ととても仲の良い関係を築きながら育ったRedditユーザーのEvilEnglish。そのため、2人の死後、テネシー州にあるファームハウスの片づけを依頼された際には快く受け入れました。しかし、まさかこの行為がお宝探しに発展するとは思っても見なかったのです。
古いボロボロのカーペットの下という思いもよらない場所にお宝を発見したEvilEnglish。これがさらなる衝撃の発見につながります。さて、一体彼が発見したものとは何だったのでしょうか?
数年間放置されていたファームハウス
一軒家を所有されている方ならわかるかもしれませんが、きちんとケアをしなければ家はすぐに埃っぽくなって放置されたような印象になります。1997年以降何十年もケアが行き届いていない家を思い浮かべてください。これこそ、テネシー州に所在するEvilEnglishの祖父母のファームハウスです。
20年間誰も住んでおらず、修理や改修も全くされていません。孫であるEvilEnglishはこの場所を売ろうと計画していました。
医療ケアを受けやすい環境にうつるため後にしたファームハウス
そもそもこのファームハウスを手放すことになったのは、祖父の肺がんの診断が原因です。病院や家族の傍にいられるようにと、祖父母は1997年にファームハウスを去りました。
祖父が亡くなっても、EvilEnglishの祖母は長い時を旦那さんと過ごしたファームハウスに戻ることはありませんでした。最終的には祖母も他界。家を訪れる理由の亡くなった孫は、つい最近までこの地を訪れることはありませんでした。
最終目標はファームハウスの売却
ファームハウスを維持するにはコストがかかり過ぎます。残された選択肢は2つ。家の解体、または売却です。EvilEnglishが選んだのは家の売却。唯一の問題は、20年間誰もこの場所に足を踏み入れていないということです!
埃っぽくて、壊れかけていて、そこら中にクモの巣やカビによるダメージが見られます。かなり手を加える必要がありそうです。EvilEnglishは決意を固めていざ、作業を開始します!
作業開始
心の底では、このような状況のファームハウスを売却することは不可能であることを理解していたEvilEnglish。放置された状態で家は倒壊寸前!早速作業を始める必要がありそうです。
家の中をひっかきまわして瓦礫をどかしていると、様々なことが頭をよぎります。つい、この家で過ごした心地よい思い出に浸ってしまいました。その中でも、特に気になっていたことが1つあります。
元船乗りでお宝好きな祖父
片付けをしている間に、祖父の思い出に浸ります。若い頃、祖父は船乗りで海賊に追いかけられたこともあるそうです!祖父母は、昔よくEvilEnglishに『宝島』を読み聞かせてくれました。
『宝島』はいつもこのファームハウスを思い出させてくれます。昔のことを思い出すうちに、「祖父がファームハウスにお宝を隠していてもおかしくない」とEvilEnglishは考え始めました。真相は自分で確かめるしかありません。
クローゼットから始まったお宝さがし
決意したEvilEnglishは、朽ちかけたファームハウスに祖父母がお宝を隠していた可能性はあると確信します。というころで、クローゼットから捜索開始!
クローゼットに向かいましたが、あまり期待はしていません。家にはクモの巣以外にほとんど何も残されていなかったためです。大した期待も抱かずにドアを開けました。目の前に現れたのは、古い異臭のするカーペット。しかし、ここからすべてが変わります。
何かを覆っているカーペット
カビだらけのカーペット以外に何もないクローゼットを目の前にして、全くガッカリしていないとは言えないEvilEnglish。しかし、そもそもファームハウスに来た目的を果たさなくてはいけません。ということで、カビの生えたカーペットは遅かれ早かれ対処する必要があります。
異臭を考慮すれば、早いにこしたことはないでしょう。EvilEnglishがカーペットを引きはがすと、下に何かが隠されていることに気づきました。混乱しながら、一体何だろうと不思議に思っていたところで…閃いたのです。
カーペットの取り外し
汚れたカーペットの下に何かあると気づいたEvilEnglishは、カーペットを引きはがし始めます。何の変哲もないただの改築作業が謎を生み出した瞬間でした。
思っていた通り、カーペットを引きはがすと何かの形が見えてきました。一体何でしょうか?さらに作業を進めます。カーペットを完全に引きはがして、下にあるものの正体を暴こうと必死に作業しました。
カーペットの下にあったのは金庫
カーペットを取り除くと、一歩下がって現れたものを見つめたEvilEnglish。一体何が隠されているのでしょうか?箱がスムーズに入るようにと、周りは丁寧に掘られています。
誰にも見つからないようにということなのか、その上に覆いかぶさっていたカーペット。思いつく理由は1つしかありません。この物体は金庫なのではないでしょうか?残念ながら、周りはコンクリートで覆われています。つまり、何か貴重なものが収められているかもしれません!
金庫の中身とは?
金庫の中身は皆目見当がつきません。しかし、何かすごいものであることは間違いなさそうです。生前古いお宝が大好きだったEvilEnglishの祖父母。祖父は古い「武器」集めに興味があり、祖母は骨董品が大好きでした。
コンクリート製の金庫の中には、素晴らしいお宝が眠っているかもしれません!問題は、どうやって開けるか。開錠に何時間もかけた末に大した中身でなかった、というような事態はゴメンです。
母親に連絡
「大した中身でもないのに開錠に何時間も無駄にした」という事態を避けるために、EvilEnglishは母親に連絡を入れてヒントを求めました。すると、家族全員でフロリダに暮らしていた時に祖父母が金庫を所有していたことがわかります。
しかし、母から入手した情報はこれだけではありません。金庫の謎を紐解くための鍵になり得る情報です。EvilEnglishはソワソワして落ち着かなくなってきました。
金庫の暗証番号
コンクリートの塊が実際に金庫であることがわかると、EvilEnglishの母はさらなる情報を提供してくれました。何と、暗証番号の組み合わせを知っていたのです!彼女の旦那、つまりEvilEnglishの父親の誕生日の可能性が高いとのこと。それがだめなら、社会保障番号を試してみるようにと助言を受けました。
EvilEnglishは興奮を抑えられません。これが金庫であるということが分かっただけでなく、金庫を開錠することが出来るかもしれないのです。
母親のアドバイスは空振り
数字を入れてみたものの、どうやら金庫は開きそうにはありません。錠がさび付いているか、母親から入手した数字が間違っているかのどちらかのようです。
いずれにせよ、振り出しに戻ってしまいました。そこで閃きます。この古い金庫を開けるには、プロの力を借りるしかありません。
かぎ屋に連絡
自分で金庫を開けることができなかったEvilEnglishは、プロにお願いするしかないと判断。かぎ屋に連絡するしかありません。残念ながら金庫を発見したのは日曜日で、どのお店も休業しています。
月曜日に出直すしかなさそうです。幸い、ファームハウスの作業はまだまだたくさんあります。とは言え、どうしても金庫のことが頭から離れません…
かぎ屋も苦戦
EvilEnglishは朝一でかぎ屋に連絡を入れ、ファームハウスで落ち合うことになりました。金庫が開くと良いですが…。しかし、30分もするとかぎ屋は金庫を開けることが出来ないと判断します。
かなりの作業になることがわかっていれば、別の業者を紹介することが一般的でしょう。しかし、EvilEnglishだけでなくかぎ屋もこの金庫をどうにか開けてやろうと決意を固めていました。
何時間にも及ぶ作業
金庫が開くまで諦めないと決めた、EvilEnglishとかぎ屋。数位間苦戦してコンクリートを崩していくと、掛け金が姿を現し始めました。つまり、やっと金庫を開けることが出来るということです。開錠までは時間の問題でした。
さらに辛抱強く数時間作業をすると、金庫を開くための穴が開きます。
金庫を開錠!
さらに数時間後、かぎ屋は金庫を開くことに成功!かぎ屋が金庫の中身を確かめるために居座ったかは定かではありませんが、EvilEnglishは一刻も早く中身を見たくて仕方ありません。
家宝なのか?金庫の中身にはかなりの価値があるのか?だからこそ祖父母は金庫を隠していたのか?その答えの真相を暴くためには、金庫を開いて調査するしかありません!
本、箱、それから?
ぱっと見、中身はタダの本のように見えます。それとも箱でしょうか?詳細はよくわかりませんが、まだ可能性は否定したくありません。そのため、金庫を完全に確認してみることにしました!
本のような箱のような物を金庫から取り出すと、初めEvilEnglishは落胆します。期待していたアンティークや骨とう品が見当たりません。
答えを求めて
金庫からものを取り出していくうちに、埋められたお宝を見つけ出すというEvilEnglishの希望はたちまちしぼんでいきました。ほとんどすべてが損傷していたのです。しかし取り出したものを良く調べてみると、新たな希望が湧いてきました。
ビンテージのコインブックはかなり水の損傷を受けていたものの、まだ壊れてはいません。数年前の配管漏れに耐えたということでしょう。他のお宝を見つけられるチャンスもまだあるかもしれません!
珍しい硬貨
残念ながら、洪水が原因でお札は修復が不可能なくらいに損傷していました。しかし、いいこともあります!金庫の中に珍しい硬貨のコレクションを発見したのです!お札とは異なり、保存状態も良好です。
祖父は硬貨を隠して置いて正解だったようです。しかし、硬貨は氷山の一角。金庫の中にはまだ物が入っています!
お金、お金、お金…
EvilEnglishが金庫の奥深くまで進めば進むほど、さらに大量のお札が現れました。湿ってはいるものの、先ほど見つけたお札よりは損傷が少ないようです。専門家の力を借りれば、一部を修復することも夢ではないかもしれません。
金庫の底に近づいて、何かを発見したEvilEnglish。どうやら、奥まで行けば行くほどお宝は高価なものになっているようです!さて、底に隠されていたものとは一体何なのでしょうか?
数千ドルの価値がある硬貨
金庫の底に近づくと、数百ドルに値する珍しい硬貨を発見。しかし、よく確認してみると、総額は数千ドルにのぼるであろうことがわかりました!
EvilEnglish自身は専門家ではないため、委託して専門家に硬貨の価値を鑑定してもらうことにします。しかし、お宝はこれだけではありません。金庫の中には、今まで見たこともないお宝がまだ隠されていたのです。
歴史的な銘刻がされた銀のプレート
EvilEnglishは銀のプレートを発見しました。はじめは何なのか分からなかったものの、すぐにその重要性を理解します。各プレートには、コネチカット、デラウェア、マサチューセッツという州名と州の発見日が記されていたのです。歴史的な意味を持つ点から、かなり珍しいものなのではないでしょうか。
しかし硬貨同様、これは素人判断に過ぎません。ということで、実際の価値は専門家に確かめてもらうことにしました。さて、お宝にはまだ続きがあります。
おかしな箱
様々なものを発見したEvilEnglishは有頂天。珍しい硬貨、お札、歴史的なプレートを発見した彼は、最後のお宝でこれ以上驚くことになろうとは思っても見ませんでした。
金庫から最後に取り出したのは、かなり錆び切った箱。今までの経験から開錠はお手の物です。しばらくして開錠に成功したEvilEnglishは箱を開けてみます。
祖母のジュエリー
EvilEnglishは思わずその中身に心を揺るがされてしまいました。なんと、祖母の大事にしていたジュエリーが入っていたのです。歴史的な意味があるわけでも、高価なわけでもありませんが、思い出深い品物です。
祖母のジュエリーを手にして思わず感極まるEvilEnglish。しかし、ひとつ気になることがありました。この金庫が祖母のものを隠すためのだったのであれば、祖父のアンティークは一体どこにあるのでしょうか?ファームハウスのどこかに隠されているに違いありません。
次はコーヒーテーブル
発見したお宝を片付けた後、EvilEnglishはファームハウスの残りの場所を探すことにしました。祖父のお宝が隠された金庫を発見できるかもしれません。必要であれば、隅々まで家をひっくり返して大捜索する心の準備は出来ています。
いずれにせよ、リノベーションが必要なため問題はありません。そんな時、引き出しがついているコーヒーテーブルを発見しました。失うものは何もなし、と思ったEvilEnglishは早速引き出しを開けてみます。
「危険」なアンティークの入った金庫
コーヒーテーブルに隠されていたのは金庫!幸い、EvilEnglishはかぎ屋の力を借りずに2つ目の金庫を開くことが出来ました。開錠すると、中身は思った通り。
出てきたのは、EvilEnglishがどこにあるのかと不思議に思っていた祖父のアンティークの武器。しかし、この金庫の中に入っていたものはそれだけではありません。
重要なサインがされたお札
祖父のアンティーク、珍しい硬貨、銀のプレート、祖母のジュエリーを見つけたEvilEnglishはホクホクです。しかし、ここでさらなるお宝を発見します。
2つ目の金庫の中には、ジョセフ・W・バーのサイン入りのお札が入っていました。バーは元アメリカ合衆国財務長官。任期がかなり短かったために、彼が印刷されているお金は非常に珍しく高価なのです。
オンラインコミュニティーに助けを求める
祖父母のお宝と自分のお宝探しの腕を誇らしく思ったEvilEnglishは、インターネットに答えを求めます。発見したものの写真を撮影しRedditに投稿。ところで、読者のみなさんはお宝の価値がわかりますか?
話題にはなったものの、オンラインコミュニティーでは目ぼしい情報を得られませんでした。しかし、Redditユーザーのひとりから便利な情報が入ります。アメリカ合衆国製版印刷局に連絡を取れば損傷したお札を交換できる、というものでした。
果たして総額は?
確かに有益な情報ではありましたが、EvilEnglishが知りたいのはお宝の総額。かなりの額になると想定して、合計で数千ドルにのぼるのではないかと推測します。「1964年以前の硬貨は90%以上が銀製で、硬貨の額面上の価値の20倍はする」と話すEvilEnglish。
Redditユーザーの1人は、収集家の価値という観点から金庫から見つかった硬貨には額面上の価値とはまた異なる価値があると分析しました。いずれにせよ、かなりの大収入になりそうです!
1940年代の家を購入したBranik12と奥さん
35歳のRedditユーザー、Branik12は、自称「DIYホームリモデラ―」。奥さんと一緒にクリーブランドエリアに修理が必要な家を購入した際は、かなり楽しみにしていました。
この家は1940年代に建てられており、たくさんのリノベーションが必要です。完成までかなりの時間を要するということを認めざるを得ませんでしたが、夫婦の準備は万端。
まずは地下から
すぐに作業を開始したBranik12と奥さんは、新しい家の1階と2階のほとんどをほぼ完全改修。自分達の成果にかなり満足していました。しかし、作業すべき場所はまだ1つ残っています。
夫婦は地下室に作業を移し、自分達の思い通りにリノベーションするつもりでいました。この時点では、人生を変えるようなお宝を発見するとは思ってもみません。
気味悪い白紙のキャンバスのような地下室
控えめに言っても、気味の悪い地下室。冷たいコンクリートの床、光を中に入れるだけの窓、新しいペイントが必要な壁。幸い、楽観主義のBranik12は、地下室がホラー映画のようだとは思っていませんでした。
彼にとって、地下室は白紙のキャンバス。興奮していて早く地下室の作業を始めたいと思っていました。予期せぬものを見つけてしまうとは知る由もありません。
まさに変わった発見をすることになるBranik12
地下室の「気味悪い」特徴のひとつは、古くなってはがれかけている壁です。賢いBranik12は、自分のプロジェクトをスタートさせるには壁は絶好の場所だと考えました。ということで、壁を取り壊して、その後ろのコンクリートブロックをさらすことにします。
作業を開始するとすぐに、地下室には複数の秘密が隠されていることがわかりました。Branik12は地下室の壁に変わったものを発見します。
壁には文字
Branik12は古い石膏をはがして、堅い破片を取り除いていくと、コンクリートブロックが現れます。しかし、Branik12が驚いたのはコンクリートではありません。さらに石膏をはがしていくと、壁に文字が書いてあることがわかりました。
もちろん、当時の作業員が石に指示を書いたという可能性はあります。しかしそうは思わなかったBranik12。石膏をさらに剥がすと、とあるものがあらわになりました。
文字に関してはあまり気に留めなかった夫婦
Reddit上でBranik12は次のように書いています。「壁を引きはがして、文字と絵があらわになったんだ」。文字は整然としておらず、名前や適当な落書きのようでした。そのため、夫婦はこの不思議なエッチングをどう理解したらよいかわからなかったのです。
わかっていたのは、何かがおかしいということ。しかし、Branik12は落書きされた壁で自分のプロジェクトを遅らせるつもりはありません。そのため、おかしいと思ってはいたもののすぐさま作業に戻りました。
遂に天井の作業開始
壁を取り除いて、Branik12は自分の作品を眺めます。もちろん、地下室の壁を目にしておかしな文字や落書きに囲まれることは想像もしていませんでした。
そこら中に広がっているんです!しかし、落書きのことはあまり気にも留めず、リノベーションの次の段階に進みます。天井です。プロジェクトの楽な部分だと思っていたこの作業は、実際期待したようには行きません。
思ったより時間がかかりそうな作業
RedditのアカウントでBranik12は次のように話しています。「天井にはかなりの埃が溜まっていたんだ。埃が家の別の部分に飛散しないようにプラスチックをしいて、取り去って空気を入れ替えてから直さないといけなかったよ」
正直、夫自分達が何をしているかわかっているつもりでいた夫婦。しかし、この作業は予想していたより時間がかかるということがわかりました。しかも、これから起こることに関して2人はまだ知る由もありません。
パイプの間に何かを発見したBranik12
皮肉にも、たくさんの埃や奇妙なエッチングを差し引いても、Branik12と奥さんは過去のリモデルプロジェクトより楽な作業になると思っていました。地下室は空っぽで、2つの巨大なフロア以外に動かすものがほとんどなかったためです。
しかし夫婦が気づいていなかったのは、屋根のパイプの間に挟まっていたとあるもの。これによって、Branik12は作業を中断することになります。
金属の箱
Branik12が天井の中を破壊している最中、パイプと木星の梁がむき出しになり、何かがパイプの間に挟まっていることに気づきました。しかし、薄暗い地下室の明かりでは、この緑の物体が何かわかりません。
そのため、梯子を下りて懐中電灯でよく見てみることにしました。しっかり確認して、遂にこれが何であるかが発覚。パイプの間に隠されていたのは、緑色の金属製の箱です!
お宝を発見!
自身のRedditアカウントで皮肉っぽく話すBranik12。「わぁ、お宝発見」。家や庭の「長きにわたって忘れられたお宝」という話はネットではよくあることですが、自分自身がこのような驚きの出来事に遭遇するとは思ってもみませんでした。
ジョークをかましていたBranik12ですが、この容器の中身には興味深々。何らかの理由があって天井に隠されていたはずです。
重さがあるボックス
すぐに埃をかぶった箱を天井から取り出したBranik12。薄暗く照らされた地下室は、お宝の開封には適しているとは言えません。ということで、奥さんを見つけてきて、2人は十分な光を求めて外へ出ていきます。
Branik12は、金属の箱を見つけることになるとは思ってもみませんでした。しかし、中に何か入っているということには確信が持てていました。かなりの重さがあったのです。
箱の中身を予想
残念ながら、中からカタカタ音がしないため、硬貨や金属棒ではないと結論付けたBranik12。それでは、一体何が入っているのでしょうか?遠い昔からの手紙?重さ的にはあり得そうな話です。
まだ箱の中身がわからないまま、夫婦は蓋を外してみることにします。もちろん、すべてを記録したBranik12。1秒1秒を残しておきたかったのです。
中に入ってるのは野球カードかレシピ?
中に入っているものを想像して楽しんでいた夫婦。Branik12は野球カードが入っていると考えていましたが、奥さんは古い家族秘伝のレシピではと予想していました。2人の意見が一致したのは、何らかの紙であるということ。
夫婦は驚愕したはずです!この古い箱に隠されていたのは、全く予想を反していました。
紙に包まれた3つの包み
箱の中に入っていたのは、別々に包まれた何かです。どれも古いワックスペーパーに包まれていて、中身が見えません。しかし、3つの包みを開ける前に、夫婦は何かを発見しました。
『クリーブランド・プレイン・ディーラー』の1951年3月25日(日曜)の新聞の一部が箱に入っていたのです。ここからわかるのは、中に入っているものは50年代に箱に入れられたもので、入れられてから恐らく一度も開かれていないということ。
お札、お札、お札!
夫婦の期待が高まります。さて、Branik12が遂に一つ目の包みを開けると、彼は目にしたものが信じられませんでした。目の前にあるのは、たくさんのドル札です。
しかも1ドルや5ドルではありません。夫婦は本当にお宝を発見したのです!それから、夫婦は残りの包みも開けてみることにしました。
現金数千ドル
Redditアカウント上でBranik12は次のように話しています。「全部20ドル札だったんだ!この時点ではもうパニックだったよ」。1つ目の包みだけでも数千ドル分の現金です。あり得ない!
この時点では、夫婦は目にしていることが信じられません。しかし、開くべき包みはまだあと2つ残っています。これ以上驚かされることはないと思い、包みを開けた2人。しかし、どうやら2人は間違っていたようです。
2つ目の包みも現金
すでに数千ドルの大金を手にした夫婦。そのため、2つ目の包みも大金のはいった包みだとは思ってもいませんでした。しかし、中に入っていたのはまたしても現金。
こんなことってあり得ます?クレイジーな夢が実現したような出来事です。しかも、見つけたのは天井裏!
2つ目の包みは50ドル札
Branik12はRedditで次のように説明しています。「2つ目の包みは20ドル札じゃなかったんだ」。代わりに入っていたのは、さらに驚きのもの。20ドル札の代わりに、2つ目の包みには50ドル札が入っていたのです!
2つ目の包みは1つ目より大物です。お宝に巡り会ったBranik12と奥さんは、まだ最後の包みを開いてすらいません!
3つ目の包みに入っていたものとは?
1つ目、2つ目に現金が入っていたことを考えると、3つ目も同じように現金が入っていると推測して間違いないでしょう。しかし、その額は予想外のものでした。
3つ目の包みもまた現金。しかし今回は何かが違います。なんと、100ドル札が大量に入っていたのです!「もう手が付けられない状態!」とRedditで話すBranik12。無理もないですよね。
ゲームショーの参加者と予想したBranik12
ただただショックのBranik12と奥さん。その場に立ちすくんで、家の天井の中に発見した信じられないお宝を見つめます。現実には到底思えません。こういうことは、よくあることではないからです。
Branik12は、知らぬ前にゲームショーか何かに参加させられているのでは…と疑い始めます。この時点では、この包みが氷山の一角でしかないことに気づいていない夫婦。これらか、見つけたお宝の真実を知ることとなります。
一部のお札はレア
発見したての富を目の前にして、何かに気がついたBranik12。かなりレアで実際のお札に書かれている額以上の値打ちがあるお札が混じっていたのです。「茶色いお札、金の承認マーク、一部の星のお札は、ほぼ出回ってなかったんだ」
さて問題は、合計でどれだけの額になるかということです。元々は数千ドル程度と予測していた2人ですが、どうやら額を低く見積もり過ぎていたようです。
お金が正当に自分たちのものであるか確かめる必要性
お札は1928年と1934年に発行されたもので、Branik12が期待した以上の価値になるでしょう。家でお宝を発見したという似たような話は今までも聞いたことがありましたが、発見後にどうなったかは説明されていないことがほとんどです。
現金は法的に夫婦のものになるのか、それとも誰かに引き渡さなくてはいけないのか?迷ったBranik12はRedditに答えを求めます。
不動産弁護士に連絡
リノベーションを一旦中断し、不動産に詳しい友人に連絡を入れたBranik12。後で法的な理由でトラブルにならないように、この現金をどうしたらよいのか知りたかったのです。
驚くべきことに、友人によればお金は全て法的に夫婦の元であるということでした!査定人を見つけて、現金の本当の価値を調べなくてはいけません。
合計23,000ドル也
鑑定士に査定してもらったところ、複数のことがわかりました。1つ目に、20ドル札は実際の数字以上の価値、10ドル札には元の4倍の価値があることがわかりました!合計額は、23,000ドル。
しかし、話はここで終わりではありません。夫婦はこの家のほんの一部の秘密を暴いただけだったのです。
再び作業開始
1週間後、アドレナリンが薄れてきたところ、現実に戻ってきたBranik12と奥さん。地下室はまだ未完成で、めちゃめちゃです。再び作業を開始しなくてはいけません。
作業途中のところから再び初めて、再び天井を引きはがし始めたBranik12。すると、やっと現実に戻ってきたところに、別の箱を発見したのです。
これが最後?
自分の目が信じられなかったはずでしょう。天井には、また別の箱が隠されていたのです。他にも箱が隠されていないか、念のためBranik12は残りの天井を軽く確認。これが最後の箱だとわかると、地下室から出ていきました。
さて、奥さん抜きで箱を開けるわけにはいかないので、たまたま仕事に出ていた奥さんの帰宅を待たなくてはいけません。やっと奥さんが帰宅すると、2人はクリスマス前の子供のような気持ちになりました。
箱に入っていたのは10,000ドル!
2つ目の箱に入っていたのは、またしても古いお札。1つ目の箱と同じく1951年の新聞の一部が中に入っていました。しかし、紙をどかしてみると、夫婦は何かが違うことに気づきます。
この箱には個々に包まれてた包みは入っていません。ただ単に20ドル、50ドル、100ドルの古いお札が垂直に詰まっていたのです。数えてみると、合計10,000ドル!しかし、これは珍しいお札の価値を考慮しなかった場合の額です。早速査定してもらわなくてはいけません。
合計額は45,000ドル!
1週間前にしたように、夫婦は珍しいお札をグーグルで検索。それから鑑定士の元を再び訪ねて、最終的にどれだけの価値があるのか調べることにしました。
結果、1つ目と2つ目のお宝の合計の価値は、45,000ドルで!夫婦はこれだけの額が自分達の天井裏に隠されていたことが信じられません。
ローンのために貯金中
後の投稿で、お宝は銀行に預けてあり、ローンの返済に充てるつもりだと明かしたBranik12。これだけのお金があれば、問題なく返済することができるのではないでしょうか?
夫婦は田舎に引っ越す計画を立てています。田舎でまた新しい家をリノベーションするのか、楽しみですね。また、お宝を見つけてしまうこともあるかも…?